『 町おこしニッポン 』 ~ 世界記録挑戦で地域活性 ~

『町おこしニッポン』挑戦者インタビュー|行田市


◎ ギネス世界記録で地域はどう活性化されるのか?


これまでにも、様々な地域で様々な団体が記録挑戦をしてきましたが、 な成功事例の1つとして挙げられるのは、 行田市の最大の田んぼアートの記録挑戦です。  

ひとりの担当者が記録挑戦を思いついてから、 紆余曲折を経て、記録挑戦、記録達成に至るまで、 大きなドラマが繰り広げられ、 その結果、多くの人の心を動かし、 ギネス世界記録認定へとなったものです。 


★ 挑戦した記録


記録名:
「最大の田んぼアート」|Largest Rice Field Mosaic 
記録達成:2015年9月8日  
記録保持者:行田市
記録:27,195 m2

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★ 記録挑戦のリアル


☆ 「町おこしニッポン」挑戦者へのインタビュー 

行田市は地元のお米のPRのため 「最大の田んぼアート」に挑戦しました。 公式認定員による審査の結果、見事世界一と認められ、 NHKをはじめとする全国ニュースでも大きく取り上げられました。

町おこしニッポンの事例として、 挑戦の立役者となった 行田市「田んぼアートづくり体験事業推進協議会」の小林乙三さんに話を聞きました。


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行田市の小林さん。同記録挑戦の立役者

 

Q. どんな経緯でギネス世界記録に挑戦したのでしょうか? 


行田市の田んぼアートは2011年に面積日本一になったとき、

どうせなら世界一を目指そうと、一人でギネスワールドレコーズに連絡しました。

「最大の田んぼアート」
という記録カテゴリーを新規に認めてもらえたので、
市長に話したら、「やってみろ」と理解を示してくれました。

自然に生えた稲だけで
田んぼアートの色を表現
しないといけないいうルールがあったので、
農家の方に、稲の栽培、苗の特徴の調査などでご協力いただきました。

ボランティアや田植え体験の参加者、
総勢813人にもご協力いただきました。

実は私たち、2013年にも記録挑戦を行い、
その時は失敗しています。

 認定員を行田市に呼んで田んぼアートの審査をお願いしたら、
稲の生育不良で部分的に地面が見える部分があり、
認定になりませんでした。

 これは厳しいなと。その時は悔しさを感じながら、
マスコミを前にリベンジを宣言
しました。


2015年に念願叶って記録達成となった時は本当に嬉しかったですね。
公式認定員の方に「おめでとうございます」と言われた瞬間、
感極まって泣きたくなりました。

 が、マスコミ対応とか色々あったので我慢しました(笑)
本当に嬉しかったですよ! 足掛け5年ですからね。
  
死ぬ思いで真夏の作業を皆さんと努力してきたので、
今回の認定はご褒美だと思っています。


800_H27.6.14田植え体験の様子1.jpg


Q. どんな影響や効果がありましたか? 


認定された9月は、世界一の田んぼアートを一目見ようと、

田んぼアートの前の展望台のエレベーターが長いときで
3時間20分待ち
になりました。

1ヶ月で4万人超の来場者
が訪れ、
前年の同じ月の4倍以上ですね。

 諦めて入れなかった方もたくさんいたので、
実際はその倍くらいの方が来てくれたと思います。

 折角の機会なので、
並んでくれる方に行田市の観光マップを配りました。

 待ち時間を利用して忍城をの見学やしてくれた、
市内の商店や食堂に行ったりと、
観光スポットだけじゃなく
街中にも足を運んでくれる方が多かったです。

 非常に良い町おこしになったと思っています。


次の年の田んぼアートの準備を始めたら、
認知度が上がったおかげで

田植えの申し込み者が殺到しました。
嬉しい悲鳴ですね。

 正直、ギネス世界記録に認定されて、
ここまで効果が出るとは思っていませんでした。

稲刈りの様子もNHKの全国ニュース
にも取り上げられました。

ギネス世界記録の認定後、
行田市の知名度がすごく上がり
市民も喜んでくれています。 


 「行田市ってどこ?」と聞かれた時に、
「田んぼアートの世界記録を取った町だよ」
と子供たちも堂々と紹介できるように
なりました 。

総勢813人
にご協力いただいた
田植え参加者もやった甲斐があったと言っています。


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Q. これから挑戦する人たちへ一言? 


日本各地、世界各地で

ギネス世界記録を狙っている人がいることと思います。
不断の努力の結晶が世界記録となります。

 目指すためには努力を惜しまないでください。
今回、私たちは、ギネス世界記録に認定されたわけですが、
世界一に認定されたからこそ、

これまで以上に努力をしなくてはいけないと考えています。

 努力を惜しまないで、切磋琢磨して、
高い目標に向けて努力していけば、必ず報われるはずです。


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★ まとめ

  • 行田市のひとりの担当者である小林さんが、「田んぼアートの面積」を考えたときに、頭に浮かんだのがギネス世界記録への挑戦
  • 2011年には断念、2013年には稲の生育不良で失格という紆余曲折を経て、足掛け5年という時を経て、ギネス世界記録へ認定
  • 地域の人の協力のほか、田植えボランティアだけでも総勢813人の協力を得ることができた。
  • マスメディアに多く取り上げられた結果、1ヶ月で4万人を超える来場者を動員し、田んぼアートの前の展望台のエレベーターが長いときで3時間20分待ち、という状態をつくる
  • 認知度が上がったおかげで田植えの申し込み者が殺到、 稲刈りの様子もNHKの全国ニュースにも取り上げられたこと等、行田市の知名度が高まるという現象も
  • 子供たち、住民たちの間にも誇りのような感情が芽生え、地域の絆、一体感が生まれる

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