埼玉県行田市が町おこしニッポンを活用して行ったギネス世界記録挑戦「最大の田んぼアート」

結果

記録:
27,195平方メートル
来場者数:
1か月で4万人超(前年同月比4倍以上)
報道:
多数マスメディアが報道

概要

行田市の田んぼアートは2011年に面積日本一になったとき、どうせなら世界一を目指そうと、行田市「田んぼアートづくり体験事業推進協議会」の小林乙三さんが一人でギネスワールドレコーズに連絡しました。

自然に生えた稲だけで 田んぼアートの色を表現しないといけないいうルールがあったので、 農家の方に、稲の栽培、苗の特徴の調査などでご協力を得て、ボランティアや田植え体験の参加者、総勢813人の力で記録更新に挑みました。

ストーリー

挑戦を続けること5年、2015年の9月に見事認定された際は、世界一のたんぼをアートを一目見ようと、田んぼアートの前の展望台のエレベーターが長いときで 3時間20分待ちに。1ヶ月で4万人超の来場者が訪れ、前年の同じ月の4倍以上となりました。待ち時間を利用して忍城をの見学、市内の商店や食堂に行くなど、観光スポットだけではなく街中にも足を運ぶ来場者も多くいました。

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認知度も上がり、次の年の田んぼアート企画では、田植えの申し込み者が殺到しました。稲刈りの様子もNHKの全国ニュースにも取り上げられました。行田市の知名度が上がり、 市民から好意的な感想が寄せられました。

「行田市ってどこ?」と聞かれた時に、「田んぼアートの世界記録を取った町だよ」と、子供たちも堂々と紹介できるようになりました。総勢813人にご協力いただいた田植え参加者も、やった甲斐があったと言っています。

— 行田市「田んぼアートづくり体験事業推進協議会」 小林乙三氏