2012年3月11日、スポーツの歴史に新たな1ページが刻まれた。名古屋ウィメンズマラソン2012に参加するため、13,114人もの女性が集まり、「世界最大の女子マラソン」という新たなギネス世界記録TMに認定されたのだ。

ギネスワールドレコーズ公式認定員のカルロス・マルティネスとアヤ・マクミランは、愛知県名古屋市にある名古屋ウィメンズマラソンの会場へ認定に出向き、新たな記録が生まれる瞬間に立ち会った。

このマラソンは、この夏行われるロンドンオリンピックへ向けての選考レースのひとつであると同時に、開催日が東日本大震災発生からちょうど1年後だったということもあり、多くの人々の注目の中で行われた。

レースの結果は、ロシアのAlbina Mayorova選手が2:23:52というタイムで優勝し、2名の日本人選手、尾崎 好美(2:24:14)と中里 麗美(2:24:28)が続いた。また、合計12,721人(全体の97%)もの女子ランナーが完走した。