イベント「放課後クランキーチャレンジ」において、
ギネス世界記録への挑戦が行われました。
ここで挑戦をおこなったのは、アスリートタレントとして知られる武井壮さんです。
挑戦したのは、次の記録です。

「1分間で何人にハイタッチできるか(Most high fives in one minutes)」

本記録は、その記録名が示す通り、1分間で何回のハイタッチができるか、その回数で記録を競うもの。
これまでの記録は、132回。

一見すると、簡単そうに聞こえるこの挑戦ですが、
そこにはギネス世界記録の高い壁が立ちはだかります。
ガイドラインにあるのは次のようなルールになります。

・挑戦者とハイタッチする相手は、
全て違う人でなければならない(つまり、1人1回以上ハイタッチしても、複数回としてカウントされない)。
→このルールから考えると、まず人数集めに成功しなければいけません。

・挑戦者は片方の手のみ使用することができ、挑戦中は同じ手を使い続けること。
→ウッカリは許されない、加えて、叩き疲れない体力や手の平の強さも要求されます。

・ハイタッチは頭の上で行い、手と手がフルコンタクトをするようにし、
「パンッ」と音が出るようにしなければ、カウントされない可能性が高い。ただ、かするだけではNG。
→これが一番重要なことかもしれませんね。「頭の上で/フルコンタクトで/音が出る」ということがクリアされていなければならないのです。

武井壮さんが緊張の面持ちでウォーミングアップを重ねます。
そして、彼の相手をすることになったのが、
東京都内にある正則学園高等学校の生徒169人です。
合図の音とともに本番となる武井さんの挑戦がはじまりです。
高校生たちは緊張しながらも武井さんとパンッ、パンッと
良い音を鳴り響かせながら、高速のハイタッチを繰り広げていきます。
武井さんの進みがあまりに速いため、
1分間終了前時点で全生徒とのハイタッチを終えてしまい、急遽、
会場に集まっていたイベント関係者もハイタッチに加わることになりました。

さあ、1分間が終わる合図のブザーが鳴りました。
いよいよ、記録が発表となります。

記録の数は 、161人! 

crunky-challneg2013.jpg

見事、ギネス世界記録達成です。
さすがは、陸上・十種競技の元日本チャンピオンですね。

武井さんは、記録への挑戦の感想を次のように述べています。
「体力より、実力より、何よりもギネス ワールドレコーズ公式認定員のマクミランさんの眼差しがカミソリみたいで、プレッシャーが半端じゃなかったですね」。

なるほど、武井さんはその厳しい審査の目に
得もいえぬ緊張を感じていたわけですね。
ギネスワールドレコーズの公式認定員は、
記録に対してはいつも公平さと厳正さを追求しています。
そのため、マクミランの眼差しが強く鋭く感じたのかもしれませんね。
しかし、これこそがギネス世界記録の醍醐味とも言えるもの。

その厳しさを体感したせいか、
記録達成に関しては、本人も心から歓喜の声をあげているように感じれました。
何はともあれアスリート魂溢れるチャレンジ、素晴らしかったです。

おめでとうございました。