モンゴルならではの記録が首都ウランバートルで生まれることになりました。
モンゴル・ホースレーシング・スポーツ連盟が申請する形で
記録を樹立する形になったのは、
「 競馬における最も多い馬（Most runners in a horse race）」という記録。
壮観な写真を見ればわかる通り、
広大な草原において、数え切れないほどの馬が颯爽と駆け抜けてゆきます。
この記録が生まれたの2013年8月13日のことでした。
スタートラインに立ったのは、4,279頭の馬。
このうち、最終的には、30頭が、コース完走をできずに脱落してしまいましたが、、
それでも記録として打ち立てられたのは、4,249頭という圧倒的な数字です。
レースは、18kmもの長い距離に及ぶものでした。
ちなみに、トップ5のタイムは、以下の通りです。
1位 24分30.42秒
2位 24分30.46秒
3位 24分30.54秒
4位 24分31.23秒
5位 25分02.36秒
すごい僅差での勝負です。
1位と2位などは、0.04秒しか差がありません。
加えて、ハーフマラソンほどの距離を
これだけのスピードで走ることができる馬という動物はやはり速いですね。
同時に、この記録は、モンゴルの生活に深く根ざした乗馬文化を感じさせます。
その点において、記録のほかに驚かされるのは、
その参加者の年齢層の幅広さで、
小さい子は7歳からお年寄りは79歳までが
参加しているレースだということです。
大きな空の下、モンゴルの草原を馬に乗って、、
しかも、数千人もが一緒になって、
駆け抜けるのは、
一体、どんな気持ちなのでしょう…？
いつか、颯爽と走り抜けてみたくなります。
でも、この記録、きっとモンゴル・ウランバートルにとっては、
ある種の地域活性にもなっているのでしょうね。 
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