こんにちは、編集部です。
今日は、書籍 『ギネス世界記録 2014』にも掲載されている、
アメリカから珍しい記録をひとつ紹介します。

ヤギとギネス世界記録……?
さて、一体、どんなお話なのでしょう。

アメリカのフロリダ州に住む、
メロディー・クックさん一家と暮らしているメスヤギ、ハッピー。
ナイジェリアンミニヤギ協会は、
ハッピーの持つたぐいまれなるスケートボードの技術を活かして
世界記録に挑戦することを思いつきました。

2012年3月4日、ハッピーはスケートボードに飛び乗り、
25秒36m進むことに成功。
これはヤギがスケートボードに乗って進んだ世界最長距離として記録されました。

ハッピーの記録は36mでしたが、
これは途中で駐車スペースに侵入してしまったためであり、
本来ならばもっと遠くへ行くことができたかもしれません。

ハッピーの才能に気がついた日のことを思い出しながらメロディーさんは、
驚きの事実をこう語ってくれました。

「ハッピーはどうすればスケートボードに乗ることができるか、自分で考えだしたの。」

なんと! このヤギさんは、自分でスケートボードに乗るという偉業を
思いついたというのです!!

「それを見て、ヤギがスケートボードに乗るなんて、これはすごい!
 どれくらい進めるか見てみよう、と思ったの。」

なるほど! それにしてもその才能を摘まずに
伸ばそうとするその姿勢もまた凄いですね!!

またメロディーさんは、
「ギネス記録を保持しているスケートボーダーになってから、
 少しマドンナ気分に浸っているみたい。」
とも話してくれます。(笑)

なるほど、ヤギも、マドンナ気分になるわけですか。
そんな捉え方ができる、
このヤギへの飼い主の愛も、
何だか微笑ましくて素敵です。

いやそれにしてもこのヤギは、本当に凄い。

こちら、動画でもお楽しみください。