こんにちは、編集部です。

さて、突然ではありますが、
この画像、一体、何をうつしているのだと思いますか?

「缶?」

そう、まさに缶ですね。ただ、これ、ただの缶ではないのです。

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「おばあちゃんが缶を並べている図?」

確かに、その通りです。
でも、何故、どうして、どんな風に、缶を並べているか?
お婆ちゃんをはじめ、ここにいる人たちは、
缶を並べて、何をつくっているのでしょうか?

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「うううううん、
 でも、やはり、ただの缶にしか見えないなぁ~。
 あ、今度は、母子が、缶を並べてはじめた!!
 でも、やっぱり、整列させながら、缶を並べているようにしか見えないなぁ」

確かに、この同じ角度からだけだと、ちょっと分からないかもしれません。
というわけで…。

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少しヒントです。
上を見上げてみると、なんだか不思議な形で、
缶が並べられています。
これは、一体、何を並べているのでしょうか?
屋根のような角度がついているのが、特徴です。

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では、いよいよ、全景をご覧に入れましょう。
そう、これは、お城なんですね。

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少し前方からのショットです。

「あっ! 缶のお城の後ろに、
 もう一棟、お城が見える!」

そう、そうなのです。
実は、この缶のお城は、後ろに見えるお城を模してつくったものなのです。
それにしても、よくできています。

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実は、これは、
既に、 公式フェイスブックページで速報を出させていただいたギネス世界記録で、
9月21日に達成された生まれたてホヤホヤの世界記録なのです。
記録達成を先導したのは、、 豊橋青年会議所
市民たちの協力を得ながら、104,840個の缶を用いて、
「最大のアルミ缶の像(Largest aluminium can sculpture)」を達成したのでした。

地域の人が、一丸となって取り組み、
ささやかながら地域おこし、町おこしの一助になっている光景を見られるのは、
編集部としても嬉しいこと。

認定に立ち会ったマクミラン彩も、この認定で目の当たりにした、
アルミの像には、密かに感動していた様子でした。
また、この像は、設計図が緻密で素晴らしいとも、言葉をのこしていました。

5mの高さを超えるこのアルミ缶のお城。
是非、ちかくで見てみたい。
ついでに見られるものなら、その緻密な設計図も見てみたいもの。

この前の記録は、
サウジアラビアで樹立されたもの今年5月に認定されたものでしたが、
そのとき製作されたペプシの像と比べてみても、
この緻密さは、際立ったものを感じずにはいられません。

いづれにしても、
日本ならではの緻密なモノづくり魂が宿った
ギネス世界記録が、地域密着型の記録として生まれたことは、
編集部としても嬉しいことです。

おめでとうございます。