皆さんもご存知の通り、
わたしたちの生きる21世紀、
技術は、常に変化しています。

デジタル・コミュニケーションのメディアは、
デスクトップ・コンピュータからラップトップへと変わり、
次にタブレット、そして、スマートフォンへと進化してきたのは、
周知の通りです。

さて、そんなテクノロジー進化の潮流において、
今回、ブラジルの若者が挑んだ記録は、次のようなものでした。

タッチスクリーン式携帯電話で最も早いテキストのタイプ(日本語参考記録名)
Fastest time to type a text message on a touch-screen mobile phone

で、この記録、挑戦者が最重要な要素でありながら、
もうひとつ大切な要素が、どのキーボードを用いたか? ということ。

これに対しての答えは、
シンテリア(Syntellia)社のFleksyキーボード、です。

Fastest text Fleksy 2.jpg

そして、このギネス世界記録に挑戦したのは、
ブラジルの十代のマルセル・フェルナンデス・フィホ( Marcel Fernandes Filho)くん。
彼がその自在なタイピング・テクニックを見せつけ、たたき出した数字は、
なんと、18.19秒です。打ったの次の文字群、というか文章ですね。

The razor-toothed piranhas of the genera Serrasalmus and Pygocentrus are the most ferocious freshwater fish in the world. In reality they seldom attack a human.

前記録保持者の記録は、今年1月に生み出された18.44秒というもので、これを0.25秒だけ更新する記録。
でも、この記録は、かなり高度な技術を要するため、
この更新は、相当凄いことだと思います。

ちなみに、この記録がはじめて挑戦されたときに出た記録はいくつだったと思いますか?

答えは、2010年3月に樹立された35.54秒です。
そこから35秒台から18秒台へと移るのがすごいですね。

Fastest text Fleksy 1.jpg

ちなみに、この記録に関しては、様々な端末で挑まれてきました。
iPhones, a Samsung Omnia II, Samsung Galaxy S, Windows Phonesなどなど。

というわけで、
長々と書いてきましたが、やはり皆さん、挑戦している様子をみたいと思います。

そして、その挑戦の模様は以下からご覧いただけます。

いかがでしたか?
最速の指を感じることはできたでしょうか?

これは、なかなか真似できるレベルの技じゃなさそうですね。
でも、スマートフォンに埋め尽くされた世界においては、
彼の記録は、世界中から狙われているということです。
チャンピオンの記録保持、
果たして、どこまで続くでしょうか。

[編集部 スズキ]