日本では、すっかり恒例となったAKBの総選挙が、
渡辺麻友さんが1位、
指原莉乃さんが2位、となることで、先日、無事に終わりました。
そして、大島優子さんの卒業コンサートも行なわれ、
にわかにというか、ずっとというか、
AKB48グループの動きは、日本中を沸かせ続けていますね。

さて、その彼女たちなのですが、
実は日本のグループでありながら、
いくつものギネス世界記録を持っているということは
ご存知だったでしょうか?

今日は、知る人ぞ知る
AKB48の記録を一挙に紹介してみたいと思います。

AKB48グループのギネス世界記録一覧


・最大のポップグループ(Largest pop group)

この記録が最もわかりやすい記録かもしれません。2005年から活動をする彼女たちが、この記録で登録されたのは、2013年3月のことです。このときの人数は88人。チームA、チームK、チームB、そして研究生から成るチームであることは、多くの人が知るところだと思います。そして、「選挙」「卒業」という仕組みがあるということも。確かに、世界的にみても100人近くから成るポップグループって、他にないですよね。日本の独特なポップカルチャーが生み出した記録ですね。

・24時間での個人ブログへの最多コメント(Most comments on a personal blog in 24 hours)

この記録は、今回の総選挙で2位となった指原莉乃さんが取った記録です。その数字は、65万3615件です。ウン十万人という人が24時間でコメントするという凄さは、個人ブログをやられたことがある人なら、よくわかるはずです。この記録が生れたのは、2011年5月20日のことでした。

・最も多くの歌手が収録されたビデオゲーム(Most pop singers featured in a videogame)

1本のビデオゲーム作品に収録された最も多くのポップシンガーという記録です。2012年12月にバンダイナムコゲームスから発売となった恋愛シュミレーションゲーム『AKB1/149 恋愛総選挙』というゲーム。149名が、 AKB48、SKE48、NMB48、HKT48から出演するという豪華な内容です。リアルな人間、しかもアイドル(歌手)という存在を、ゲームに登場させるとは、なかなか面白いアイディアですね。ゲームの内容の方に関しも、憧れのアイドルをふれるという夢のような設定が、かなり話題を呼んだ作品でもあります。

・24時間での1つの製品に対しての最も多くのテレビコマーシャル(Most TV commercials for the same product [24 hrs] - national/Free-to-air)

1つ製品に対して異なるバージョンの最多テレビコマーシャル(24時間)という内容の記録です。この種類というのがまたまた壮絶で、90種類もの異なるバージョンのCMが放映されたのです。何のCMだったかというと、アサヒのワンダという缶コーヒー。全種類見たというツワモノも中にはいると思いますが、こちら、製作する側も、撮影された側も、かなり大変だったことと思われます。達成されたのは2012年2月28日の出来事でした。

・1枚のアルバムに収録された最多ミュージックビデオ(Most music videos on one album)

ちなみに、こちらは、AKB48ではなく、SKE48の記録です。どんな記録かと言えば、1枚のアルバムに収録されたミュージックビデオの本数の記録。記録の対象となったのは、avex traxから2012年9月19日に発売された『この日のチャイムを忘れない』というSKE48の1枚目のアルバムでした。そしてココに収録されたのは、なんと63本のビデオだったのです。63本!! これは、ファンには、たまらないアルバムに違いありませんが、音楽史においても、稀にみる実験的な試みであることは言うまでもないことでしょう。

・「フルーツの仮装をした最大集合人数」(Largest Gathering of People Dressed as Fruits)

これは、2014年1月16日、お台場ヴィーナスフォートにおいて行なわれた記録挑戦で、青森県りんご対策協議会が主催する形でギネス世界記録への挑戦が行われました。そして、ここに駆け付けたのがHKT48のメンバーだったのです。なぜか? それは、彼女たちが、第5代青森リンゴクイーンに任命されたという背景があったためです。まあ、もちろん、ここに駆け付けたリンゴ姿の男性陣の相当数は、彼女たちのファンだったことが想像できます。その数は、307名。フルーツ仮装という新たなジャンルを、開拓した功績は、ホントウに大きいですね。

以上、
今回は、AKB48にまつわるギネス世界記録を紹介させていただきました。

こうして並べてみてみると、
AKB48グループというのは、国民的なアイドルになるだけあって、
様々な形で、様々なアイディアを提供しているグループであることがわかりますね。

彼女たちの功績も、プロデューサーの秋元康氏の功績も、
やはり一筋縄では、成しえないもの。

そもそも「地域密着型のアイドル」というイメージを
地元の名称というアイディア自体がとてもユニークですものね。

これからも、世界一の記録を次々と打ち立てて欲しいものです。

[編集部 スズキ]