なが~い猫ちゃんの毛玉に注意!!

アメリカ・カリフォルニア州のオーシャンサイドに住む、
2歳のソフィ・スミスが、「最も長い猫の毛」のギネス世界記録に認定されました!
ソフィのシッポの毛は、長いところで25.68cm!

このモフモフした記録は、
前の記録保持する猫である
コーネル・ミャオの記録を2cmも上回るものでした。
飼い主のジャミ・スミスさんは、
地元の保健所で、
犬の世話などのボランティアをするほどの動物好きです。

そんなジャミさんが、ソフィと出会った日のことを語ってくれました。


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「ある日曜日の昼過ぎに、犬の散歩をしていたの。
すると、数人の男性が乗ったトラックが、私のそばを通りかかったの。」

ジャミさんはこう続けます。
「彼らは窓から紙袋を差し出してきて、"子猫はいらないか?"って聞いてきたわ。」


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「私はびっくりして、思わず"その中に子猫がいるの?!"って聞いたわ。
そしたら彼らは、"誰かが家の前に置いていって、
世話をしてくれる人を探しているんだ"と言ったの。
だから私は彼らのそばへ歩いていって、紙袋を受け取って、
中を覗いたの。
すると確かにそこには紙袋の中で泣いている、小さな小さな子猫がいたわ。」

「その時、誰かがこの子猫を守ってあげないと、と思ったの。
だから彼らに"私が引き取るわ"と言ったわ。」


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ジャミさんは最初、ソフィを動物保健所へ連れて行こうかと考えていました。
しかし、ジャミさんはすぐに考えを変えます。

「30分後には、ソフィのことが大好きになっていたの!」

捨てられていた子猫ソフィは、生後3週間ほどで、
適切な食事や病院での治療が必要でした。

「私はソフィを失ってしまうかと思ったわ。
でもソフィは小さくてもタフな子猫で、
自分で生きる道を切り開いたの。」とジャミさんは語ります。

ソフィが成長するにつれて、ソフィの毛も成長していきました。
そしてソフィの毛が、
周囲と比べて並外れた長さを持つのではないかと思われた頃、
飼い主のジャミさんは「記録を塗り替えられるのでは」と思い始めたのでした。

「ソフィの毛、特にシッポの毛は常に伸びていたの。
ソフィの毛が長いことに関しては
いつもみんなの間で話題になっていたわ。
私はよく"何かの記録になるんじゃないのかしら?"と冗談を言っていたけれど、
ある日気になってギネスワールドレコーズのウェブサイトへ行って、
猫の毛に関する記録があるかどうか見てみたの。
そして、コーネル・ミャオの22.86cmの記録を見つけたの!」


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「私がソフィの毛の長さを計ろうとしたとき、
ソフィはあんまり協力的ではなかったわ。
でもついにソフィが寝ている間に定規で計ったの。
するとソフィの毛は25.4cmもの長さがあって、
中には27.94cmのものもあったの!とても興奮したわ。」


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ジャミさんは地元オーシャンサイドにある
サーフサイド動物病院の獣医外科に予約を取りました。
ソフィから取られた毛の一部は、
正確さを実証するために、証人たちと共に手で計測されました。


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「毎日とてつもない数の猫や犬たちが世界中で捨てられているけれど、
彼らの一匹一匹に、ソフィと同じ特別な何かがあるの。」
とジャミさんは語ります。

「ソフィが私のところに来てくれたことを、本当に幸せに思うわ。」

[翻訳・編集 ナツミ]