メンバーひとりひとりが世界一を目指す

バスケットボールのエキシビジョンチーム、アメリカのハーレム・グローブトロッターズが2015年ギネス世界記録の日を祝い、7種類の世界記録タイトルを成し遂げました。今回の舞台が繰り広げられたのはおなじみ、アメリカ・アリゾナ州のトーキング・スティック・リゾート・アリーナ。


今回の記録の発表の前に、この1年にトロッターズが成し遂げたギネス世界記録を振り返ってみましょう。

去年のギネス世界記録の日には、グローブトロッターズの花形であるサンダー・ロー選手が、「最長のロングシュート(Longest successful basketball shot)」に加え、「最も遠くからきめるバックシュート(Furthest basketball shot made backwards)」で記録を更新したことは、記憶に新しいですね。

 

1月には、「最も遠くからきめるフックシュート(Furthest basketball hook shot) 」「1分間のうち 下投げのハーフコートシュートを決める回数(Most basketball underhand half-court shots in one minute)」でも記録破りを決め、勢いにのった1年を予想させるものでした。


7人が成し遂げたバスケットの必殺技は必見です



最長後ろ向きひざまずきシュート


調子のいいトロッターズは、今年のギネス世界記録の日、開いた口が塞がらないような記録を次々に打ち立ててくれました!まず1つめの種目が、「最長後ろ向きひざまずきシュート (Farthest kneeling basketball shot made blindfolded)」。挑戦者は、ハンドル・フランクリンで18.47メートル(60 ft 7.5)という記録を達成。

 
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  • 記録名:Farthest kneeling basketball shot made blindfolded
  • 記録:18.47メートル
  • 記録保持者:Handles Franklin, USA
  • 挑戦日:2015年11月12日
  • 記録のタイプ:バスケットボールの記録


最長のロングバックシュート


公式認定員のアレックス・アンゲルトは今回のスゴ技を間近で鑑賞し、ハーレム・グローブトロッターズの各メンバーに認定賞を授けました。
 
サンダー・ローは、数あるギネス世界記録コレクションに加えて今回も記録に挑戦。「最長のロングバックシュート(Longest basketball shot made backwards」でネットから21.18メートル(69 ft 6 in)の位置からシュートをきめました。
 
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  • 記録名:Longest basketball shot made backwards
  • 記録:21.18メートル
  • 記録保持者:Thunder Law,USA
  • 挑戦日:2015年11月12日
  • 記録のタイプ:バスケットボールの記録


1分間のうちペアで3ポイントシュートを決める回数


アント・アトキンソンとチーズ・チザムは、「1分間のうちペアで3ポイントシュートを決める回数(Most basketball three-points made in one minute by a pair)・19回」に成功。


Ant-Atkinson-and-Cheese-Chisholm
 

  • 記録名:Most basketball three-points made in one minute by a pair
  • 記録: 19回
  • 記録保持者:Ant Atkinson and Cheese Chisholm,USA
  • 挑戦日:2015年11月12日
  • 記録のタイプ:バスケットボールの記録


最長のアンダーハンドシュート


ハメル・ハリソンは、「最長のアンダーハンドシュート(Longest underhand basketball shot」の種目に挑戦。25.81メートル (84 ft 8.5 in)の位置から見事シュートをきめ、ギネス世界記録を更新しました。


Harlem-Globetrotter-Hammer-Harrison
 

  • 記録名:Longest underhand basketball shot
  • 記録:25.81メートル
  • 記録保持者:Hammer Harrison,USA
  • 挑戦日:2015年11月12日
  • 記録のタイプ:バスケットボールの記録


鼻の上でバスケットボールを回転させる最長時間


今回の数あるトロッターズの挑戦のなかでもきわめてトリッキーかつエンタメ性の高かったチャレンジは、スクーター・クリステンセンの挑戦。種目名は、「鼻の上でバスケットボールを回転させる最長時間(Longest duration spinning a basketball on the nose)」。彼は鼻の上で7.7秒もボールも回し続けることに成功し、ギネス世界記録を奪還。指の上でボールを回転させるのさえ難しいのに、鼻の上で回すとは人間技とは思えませんね。見て思うのが、鼻は痛くないのでしょうか?気になりますね。
 
Harlem-Globetrotter-Scooter-Christensen 
 
 


1分間のうち最も多くスラムダンクをきめる回数


次なる挑戦は、ゼウス・マクラーキン。「1分間のうち最も多くスラムダンクをきめる回数(Most basketball slam dunks in one minute)」なる種目でリングに15回ダンクをきめることに成功し、記録更新。

 
Harlem-Globetrotter-Zeus-McClurkin
 
  • 記録名:Most basketball slam dunks in one minute
  • 記録:15回転
  • 記録保持者:Zeus McClurkin,USA
  • 挑戦日:2015年11月12日
  • 記録のタイプ:バスケットボールの記録


目隠しをした最長フックシュート


この日に行われたギネス世界記録の最後の挑戦は、ビッグイージー・ロフトン( ニューオリンズで育ってのんびりした性格であることからこのニックネームが付けられているそう)。「目隠しをした最長フックシュート(Furthest blindfolded basketball hook shot)」で15.32メートル(50 ft 3.5 in)の記録をたたき出しました。

 
harlem-globetrotters-blindfolded-hook-shot 
 

以上、ハーレム・グローブトロッターズの挑戦いかがでしたか?バスケットボールがゴールに入る瞬間がスカッと見ていて気持ちの良いものですね。次なる記録破りがとっても楽しみです。


  • 記録名:Furthest blindfolded basketball hook shot
  • 記録:15.32メートル
  • 記録保持者:Big Easy Lofton,USA
  • 挑戦日:2015年11月12日
  • 記録のタイプ:バスケットボールの記録

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