さて突然ですが、この男性、何歳くらいだと思いますか? この背筋の伸び目を光らせる紳士は、今から空へと旅立とうとしています。見ての通り、決して若者という年齢ではないけれど、空を飛ぶくらいだし、その立ち居振る舞い、オーラからしても、「だいたい、これくらいの年齢かな」と考えるはず。しかし、あなたのその予想、どこまで当たっているのでしょうね。答えは記事でどうぞ。
鋭い眼光を輝かせて、虚空を見つめる、この白髪の紳士、
彼の名前は、ピーター・ウェーバー・ジュニアと言う。
もちろん彼は、パイロットである。しかしただのパイロットではない。
ギネスワールドレコーズが紹介するのだから、「世界一」のパイロットなのだ。
さてでは、一体なんの世界記録保持者なのだろうか?
彼の名前は、ピーター・ウェーバー・ジュニアと言う。
もちろん彼は、パイロットである。しかしただのパイロットではない。
ギネスワールドレコーズが紹介するのだから、「世界一」のパイロットなのだ。
さてでは、一体なんの世界記録保持者なのだろうか?
実は彼、見た目には、決してそうは見えないかもしれないが、
高齢者なのである。
それも、95歳143日という時間を生きてきた人物なのだ。
彼がパイロットになったのは、72年前のこと。
彼が23歳のときのことだった。
米空軍の士官候補から、中佐へとなり、
1970年に引退してもなお、彼はパイロットであり続けた。
1970年に引退してもなお、彼はパイロットであり続けた。
そして現在も、月に数回は空を飛ぶ。
「ただ、空を飛ぶのが好きだから」という理由のためだけに。
「ただ、空を飛ぶのが好きだから」という理由のためだけに。
本記録の名前は、最高齢の現役パイロット(Oldest Active Pilot)である。
好きこそものの上手なれどころか、
好きは世界一へと通じてゆく道なのかもしれない。
いくつになっても好きなことを続ける人の心意気には、
勇気をもらえます。
[編集部 スズ]