2015年3月20日、恐れ知らず、命知らずのフレディ・ノックさんが、ギネス世界記録において、30年間破られることのなかった記録を破り、更新することになりました。記録は、最も高いところでの綱渡り(Highest tightrope walk (ground supported))という記録になります。

2015年3月20日、恐れ知らず、命知らずのフレディ・ノックさんが、ギネス世界記録において、30年間破られることのなかった記録を破り、更新することになりました。記録は、最も高いところでの綱渡り(Highest tightrope walk (ground supported))という記録になります。


ちなみに、この記録の前記録者は、ニューヨークの世界貿易センタービルを綱渡りしたフィリップ・プティさんでした。彼が達成したのは、411メートルの高さでの綱渡りです。信じられないほど高いところを綱渡りしましたね。ところが、今回記録達成をしたのは、人間の想像を絶するほどの高さになります。


どのくらい高いところを綱渡りしているかというと、海抜高度で3,532メートル、スイスの山脈から東アルプスで最も高い山にロープをひとり行くのです。もちろん、これだけ高い山では、風も吹いているのでしょうし、空気も薄いわけです。そして、なんと言っても、変わりやすい山の天気を気にしながらの記録挑戦となります。

ロープの直径は、18mm、長さは、347メートルになります。50歳の男が挑むには、かなり無謀に感じられるかもしれませんが、そんな周囲の声や視線はよそに、悠々と記録更新してしまったのでした。命をかけなければならない、かなり勇気のいる記録カテゴリーとなりますが、次は、この記録、一体、誰が挑むのでしょうか?


Freddie Nock main



Freddie Nock - diagram 2



こちらの動画は、この記録とは関係ありませんが、フレディ・ノックさんがケーブルカーの上を綱渡りする映像になります。