日本におけるリニアモーターカーのテスト走行は長年行なわれてきております。しかしその実力、速度などに関しては、日本人の多くの人が、あまり認識していないかもしれません。速い乗り物の記録は、子供たちが大好きな記録でもあります。、果たして日本製のリニアモーターカーが今回達成した記録は、どのような数字だったので^しょうか。

世界における日本のリニアモーターカー

日本の技術が新しい世界記録をマークしました。昔から話題の乗り物として開発をされてきたリニアモーターカー(超電導リニア、以下は通称の「リニアモーターカー」で統一)が、大きな躍進を遂げ、世界における日本製リニアモーターカーの確かな地位を新たにしようとしております。

ギネスワールドレコーズがこの度、確認を取り、認定を行なったのが、「Fastest Maglev Train(最も速い最も速い磁気浮上式鉄道)」という記録です。磁気浮上式鉄道とは、その名称通りに磁気で浮く鉄道のことで、日本ではリニアモーターカーとして知られており、「L0系(A07編成)」として、東海旅客鉄道=JR東海が開発と運用を行なってきました。 

山梨リニア実験線にて

今回の認定において、対象となった試験走行は、2015年4月21日山梨県にある山梨リニア実験線において行なわれたもので、記録した速度は時速603kmでした。この記録は同じくJR東海が記録していた581kmを塗り替えるもので、12年ぶりに自己記録を更新する形となりました。

少年たちが大好きな乗り物の最速記録が、日本から生まれたことは、日本人としてはとても嬉しいことですね。また未来の象徴として、日本の技術が世界一に輝くのも、やはり嬉しいことです。

今後のリニアモーターカーには、21世紀の世界の少年たちへ沢山の夢を与える乗り物として、そのあり方も含めて大きな期待を寄せたいですね。


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◆まとめると…

  • 日本製リニアモーターカーが世界的実力を証明
  • ギネス世界記録に認定された記録は、「最も速い磁気浮上式鉄道 (Fastest Maglev Train)」
  • 少年たちの未来を乗せたリニアモーターカー
  • 新しいギネス世界記録は、前記録581kmを越えて603km

[編集部 スズ]