2016年5月16日、ギネスワールドレコーズは、イタリア人のエマ・マルティナ・ルイジア・モラノさんを現在生存する世界最高齢者として認定しました。
 
モラノさんは1899年11月29日生まれで、2016年5月16日現在116歳169日です。
 
イタリアのバーセルで育ったのち、1926年に結婚して、彼女はベルバニアに移り住みました。彼女が愛してきたものは、家族、それから、コレクションしてきた時計、そして大きなベッドでした。エマが結婚したのは、1926年。ひとり、子どもをもうけましたが、生後6ヶ月にして、他界してしまいます。そして、夫とは、1938年に離婚し、それ以降、結婚することはありませんでした。 
 
ギネスワールドレコーズ記録管理部・代表のマルコ・フリガッティは、モラノさんの偉業について以下のように述べています。

「世界最高齢の方の記録カテゴリーは世界中の注目を集めています。19世紀の終わりに生まれた方々のおひとりとして、モラノさんはいろいろなことをご経験されてきており、彼女は我々に人生を良く生きるための教えを与えてくれています。」
 
エマさんは90年間同じ食事の方法を続けています。毎日二つの生卵を食べ、新鮮なイタリアンパスタと生肉を摂取しています。
 
 
 
 
モラノさんは、2016年5月12日にお亡くなりになったニューヨークのスザンナ・ジョーンズさんのあとをついでの世界最高齢となります。
 
エマさんは、男女あわせた最高齢でもあるので、最高齢の生存する女性というギネス世界記録保持者でもあり、こちらはこれまでの最高齢の方(フランスのジャンヌ・カルメンさんの122歳164日)より6歳若い記録となります。
 
現在、世界最高齢の男性は、ホロコーストを生き抜いた112歳のイスラエル・クリスタルさんです。