2016年リオオリンピックでは、多種目にわたり数々の世界記録が生まれました。本エントリーでは、アメリカの陸上選手、アンソニー・アービン ( Anthony Lee Ervin )選手を取り上げます。
競泳個人種目で最年長の金メダリスト(男子)|Oldest Olympic individual swimming gold medalist (male)
競泳男子50メートル自由形では、米国ベテラン選手のアンソニー・アービン( Anthony Lee Ervin )が金メダルを獲得しました。わずか1/100秒の差で世界一になったアンソニーですが、金メダルを獲得した日は35歳78日。この年齢で金メダルを獲得するのは同競技では初めてのことであり、きわめて快挙なことです。
アンソニーが競泳個人で史上最年長の金メダリストになる前には、男子200メートルバタフライで金メダルを獲得したマイケル・フェルプスが同記録の保持者でした。
競泳の個人種目で次の金メダル獲得までの最長間隔記録 | Longest time between individual swimming Olympic gold medals
アンソニーは上記のギネス世界記録に加え、今回のリオオリンピックで、競泳の個人種目で次の金メダル獲得までの最長間隔記録 | Longest time between individual swimming Olympic gold medalsというタイトルの保持者になりました。19歳の時に実施されたシドニーオリンピックで金メダルを獲っていたアンソニーは、35歳にして二度目の金メダルを手にしたのです。
金メダル獲得から次の金メダル獲得までの期間は、なんと15年325日です。
アンソニー・アービン(Anthony Lee Ervn)選手とは
アンソニー・アービン(Anthony Lee Ervin、1981年5月26日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州バーバンク出身の男子競泳選手です。黒人のお父さんと白人の母親の間に誕生しました。2000年のシドニー五輪において、アメリカ水泳初の黒人系代表選手となって、50m自由形において、同僚であったゲーリー・ホール・ジュニアと同着で金メダルを獲得することになりました。
2001年には、世界水泳選手権の100m自由形で、なんと、あの! ソープやホーヘンバンドを抑えて優勝しています。
2005年には、シドニー五輪の金メダル獲得して売却、収益金を寄付するなど、とても感心することを行っています。
2012年には、ロンドン五輪で12年ぶりオリンピック出場して、31歳にして50m自由形で5位に入賞しています。
2016年には、リオデジャネイロオリンピックに出場し、競泳50m自由形で金メダルを獲得。35歳での金メダルを獲得しました。 (参照:wikipedia)