身体の柔軟性を活かした様々なエビ反り技で知られる中国のリウ・テングさんが、先月行われた「ギネス世界記録の日」に、また感動の記録挑戦を行いました。
超柔軟な身体をもつ25才の彼女が打ち立てた記録は、「エビ反り回転で20m最速タイム|Fastest time to travel 20m in a contortion roll」で15.54秒。2013年にイギリスのレイラーニ・フランコさんの出した17.47秒を見事打ち破りました。

背中を曲げるこの回転では、地面に足をつけた状態からエビ反りを開始し、胸を接地させる回転で前進していきます。




Liu Teng contortion roll GWR attempt

挑戦が行われたのは、北京の诺金酒店(Nuojin Hotel)。

Liu Teng

昨年のギネスワールドレコーズデイ2016でリウさんは、「エビ反り状態で花を口で摘む最多記録(1分間) - Most flowers picked up with the mouth in a contortion backbend」を出しています。

同挑戦では、足下に置いた花瓶から15本の花を順番に口にくわえて取り、起き上がりながら手に持ち替えて、目の前の花瓶に移し替えました。


同じアクロバット技を競うドイツの「Zlata(ズラタ)」(別名ジュリア・ガンゼル)さんが出した記録11本との競争もリウさんは楽しんでいる様子。


彼女が身体を反らせる練習を始めたのは8才の頃でした。日々の生活の中で、お茶を入れたり、雑誌を読んだり、メイクをしたりといった多くの日常の動作を、エビ反り状態で行っていたのです。

「ギネス世界記録の日は、”オフィシャリー・アメイジング"達成という共通目標を掲げて、地球上のあらゆる人々を結びつける日なんです。」(ギネスワールドレコーズ・チーフエディター クレイグ・グレンデイ)

「世界最大のフラフープを回したり、本物のアイアンマンスーツで飛んだり、ギネス世界記録の日は最高であることに情熱を傾けるあらゆる人々の祭典です。」(クレイグ・グレンディ)