英国のテクノロジー企業グラビティ・インダストリーの創設者兼テストパイロットのリチャード・ブロウニング氏が、新たなギネス世界記録タイトル「ジェットエンジンパワースーツ装着での最高スピード記録|Fastest speed in a body controlled jet engine powered suit」を樹立しました。

この挑戦は、ギネス・ワールド・レコーズデイ2017(11月9日木曜日)を記念して、イギリス・レディングのラグーナ・パークにて行われたもの。

現地では、記録認定員プラバン・パテルにより、100メートル以上の区間で正確に速度計測が行われたことが確認されました。

リチャードは3回目の挑戦で驚異的な32.02mph(51.53km/h)を記録しました。その後、湖面に着水してしまいましたが、リチャードは見事、グラビティ社の革新的発明によって歴史を塗り替えたわけです。


Richard Browning in flight

このアイアンマンスーツは、6発のマイクロガスタービン式灯油エンジンを装備し、乾燥重量は22kgあります。

Richard Browning

フライトをコントロールするのは、人間の身体一つ。遠隔操縦の類は一切用いられていません。

この記録は、ジェットエンジンスーツの記録であると同時に、装着する人間側も飛翔中のコントロールを行う力を備えていなければならず、その為の体力増強トレーニングも必要でした。

Richard Browning in flight 2

挑戦を終えたリチャード氏は次のように語りました。「記録が達成できて嬉しく思います。また、ギネス・ワールド・レコーズデイの一翼を担えたこと、それによって私達のユニークな製品を世界に発信できたことを大変光栄に思います。」

Richard Browning with GWR certificate

「ギネス・ワールド・レコーズデイは、”オフィシャリー・アメイジング"達成という共通目標の下に、地球上のあらゆる人々を結びつけます。」(ギネス・ワールド・レコーズ・チーフエディター クレイグ・グレンデイ)

世界最大のフラフープを回したり、本物のアイアンマンスーツで飛んだり、ギネス・ワールド・レコーズデイは最高であることに情熱を傾けるあらゆる人々の祭典です。――  クレイグ・グレンディ)

2004年、ギネス・ワールド・レコーズが世界で最も売れた著作本となったことを祝して始まり、#GWRday2017では世界で60万を超える人々がその世界記録保持に邁進しています。


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