新しくできる小児科研究施設を世界へ知ってもらいたい

シアトル・チルドレンズ・リサーチインスティテュートは2月初旬、最新の小児科研究施設を着工するにあたり、ギネス世界記録への挑戦というかたちで普及啓蒙活動を行いました。

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最多人数で同時に行ったDNA単離法の実験

記録のタイトル名は「最多人数で同時に行ったDNA単離法の実験| Most people conducting a DNA isolation experiment simultaneously」で、参加者はこの施設の職員から地元の小学校の生徒までさまざま。参加者全員が苺(ストロベリー)の遺伝子がコードするタンパク質を単離する実験に取り組んだのです。
 
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実験をした子供たち302人

科学者になったつもりの子どもたちは試験管や医用器具を使って真剣に実験に取り組み、最終的な段階で人数を数えたところ、総勢302名!この人数なら、将来、科学者として活躍する子もでてきそうです。
 
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研究施設のBuilding Cure2019年開設予定で、当施設で発見したことを治療に応用していく予定だそうです。多くの病気の子どもたちを回復の道に導くことができると思うと、とっても希望がありますよね。
 
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シアトルに新しくできる小児科研究施設の未来を祝福

「今回こうやってギネス世界記録が達成できたのは、企画してくれた方たちと小学校の生徒たちのサポートのおかげです。ここにいる全員が、シアトルに新しくできる小児科研究施設の未来を祝福してくれるのは私どもとしては光栄に思いますね。このBuilding Cureができることによって、子供たちの人生を変えることになる小児科研究を行うことが可能になるんです。また、当施設ではSTEM教育プログラムを行うべく実践的な科学を若い人にも慣れ親しんでもらうためのスペースも作る予定です」

と施設理事長のジム・ヘンドリックス医師。
 
ちなみに、STEM教育とは科学や数学の分野に重点を置いた教育のことで、いまアメリカでは盛んに導入されているんですよ。

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さらに将来的には、ミュージアム、講堂、教室を作っていくなどの展望もあるとか。
 
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子供たちが理系分野に興味をもつきっかけになることは間違いありませんね。

 

お勉強にこそ遊び心が大切!! 学術系イベントへの参加人数を競う記録

 
今回はDNAに慣れ親しんでもらうための理系イベントでしたが、今回のような学術的なイベントへの参加人数を競ったこれまでのギネス世界記録を一部ご紹介しますね。
 

★ 文学クイズイベントに同時に参加した最多人数 | Most people participating in simultaneous literature quizzes (multiple venues)

 19回目となる「World Book Day=世界本の日」を祝うために、イギリスで昨年3月に5歳~14歳の子どもたちが昔話のクイズイベントに参加。2,679人が参加してギネス世界記録に認定されています。
 

★ 最大のリーディングレッスン | Largest reading lesson

 2012年に英ロンドンで行われ、ロンドンにある27校が同時にリーディングレッスンを行いました。2,735人が参加していたというから驚きです!読まれた本のタイトルは『戦火の馬(原題:Born to run)』で、イギリス出身の作家マイケル・モーパーゴの児童小説でした。
 
このように、最多人数で行うレッスンは世界中で繰り広げられています。ギネス世界記録への挑戦を通じて、子どもの好奇心を高めたり、興味を持つきっかけになったりするって素晴らしいことだと思います。
 
最多人数系の記録を検索するときは、“Most people”(最多人数)などで検索してみてくださいね。