世界レベルの日本人フリースタイルフットボーラー

ボールを使って脚でプレイするフリースタイルフットボールという競技があります。

この競技は、リフティングなどのサッカーの技から発展して、パフォーマンス性の高い技をみせるもの。 立った状態、座った状態、上半身で、地面にボールが着いた状態など、様々な形での技があります。最近は、世界各地で様々な競技化会が行われるなど、そのレベルは年々高まってきています。

そして、この競技において、世界一に輝く日本人がいるのです。本エントリーでは、知る人ぞ知る2人の若い日本人フリースタイルフットボール選手を紹介しましょう。
 

高校生フリースタイルフットボーラー、佐藤 凌くん

まず1人目は佐藤 凌くんです。彼が達成した記録は、「1分間でのアラウンド・ザ・ワールド最多回数(男子)|Most 'around the world' ball control tricks in one minute (male)」です。
千葉県茂原市在住の彼は、まだ高校生です。

元々、この記録を保持していたのは複数の記録ホルダーである ジョン・ファンウォース氏で、2008年に「85回」という金字塔に見える記録を出しており、9年間破られることなく保持され続けてきたのでした。
 


記録挑戦前の期間、凌くんは、毎日3時間練習時間を割いてトレーニングしてきました。その努力の甲斐があってか、凌くんは1分間に「アラウンド・ザ・ワールド」を93回するという信じられない記録達成に成功したのでした。

Most around the world ball control tricks in one minute 
「まさか高校時代に前記録保持者を追い抜けるとは思っていませんでした。ギネス世界記録達成は、本当に嬉しいことです。できれば、すぐにでも、自分が達成した記録を打ち破りたいと思っていいます。それから、この記録とは別に"ダブル・アラウンド・ザ・ワールドの記録にも挑戦したい」とコメントを残してくれました。ちなみに彼は、ジェフユナイテッド市原レアル・マドリードのサポーターでもあります。
 
そしてこのコメントを収録した後、彼は実際、2017年5月14日に「1分間におけるダブル・アラウンド・ザ・ワールド最多回数(男子)|Most double 'around the world' ball control tricks in one minute (male)」 を31回で達成することになったのです。
 

フリースタイルフットボーラー、吉永勇希くん

そして2人目のフリースタイルフットボーラーとして紹介したいのは、東京都板橋区在住の、吉永勇希くんです。もちろん彼もギネス世界記録保持者です。
 
 
彼は友人にすすめられてギネス世界記録に挑戦することを決めたのですが、一度挑戦が決まってからは、1日4時間ものあいだ練習に割いたといいます。 元々、同記録はプロのフットボーラーによって1,064回という脅威的な数字が打ち立てられ認定されておりました。もちろん、これだけの記録を前にして不安がなかったはずはありませんが、彼は果敢に挑み、1,854回という信じられない新記録を打ち出し、見事、ギネス世界記録になったのでした。
 
Football shoulder touches record  
 
コメントによれば彼は元々、小学校の頃から図書館で、書籍『ギネス世界記録』を読むのが大好きだったようです。そして、こうも言葉を残してくれています。
 
「僕は、ギネス世界記録に認定された気持ち、気分をはっきり覚えていて、いつでも心の中に思い返すことができます。記録保持者になるということは、本当に嬉しいことです。これからも、もっと多くの記録をとれるように全力を尽くして頑張りたいと思っています」
 
フリースタイルフットボールは、ボールと場所さえあれば、誰にでも挑めるだけに、ある意味においては、潜在的な競技人口は大きいはずです。サッカーをやっている少年少女は、挑戦ということだけに限れば、挑戦しようと思えば挑戦できるわけですし、世界的に見れば、その人口たるや数え切れぬほどなのでしょうから。今後、ますます盛り上がってくるだろうジャンルにおいて、日本から記録保持者が生まれているというのは、とても喜ばしいことですね。
 
ふたりとも、これからも、ぜひ様々なフリースタイルフットボールの記録を更新していってくださいね。
 
 
 
[編集部]