連続してバク転を決める技というのは、それだけでも大変な挑戦です。それは想像してみただけでわかることです。では、それをシーソーの上でバランスを取りながらやるとしたらどうでしょう!?

マキシム・ローリン(カナダ)ユーゴ・ダリオ(フランス)のふたりがやり遂げたのが、まさにその挑戦でした。シーソー(コリアン・プランク)上において、「最多連続バク転最長記録(2人組)| Most consecutive backflips on a teeter board (Korean Plank) - team of two」のギネス世界記録を達成したのです。

この安定感のない装置、つまりシーソーのどちらか片方にひとりが立ちながら、驚異的な技術を持つ2人は101回のバク転に成功したのです。挑戦を通じて少なくとも1つの足がボードに接地し、5秒以上の間隔を空けないこと、これが条件です。

Most consecutive backflips on a teeter board Canada

「僕たちはいつも新しい挑戦を考えています。世界記録達成は素晴らしいアイデアだと思いました。」と語ってくれたのはマキシム。ユーゴとは9年も一緒にやってきた仲です。

体力的に厳しい挑戦ですが、最も怖かったのは屋外での挑戦ということでした。風や太陽、周囲の音などはどうしても挑戦の妨げになるからです。

また、周囲で見守る大観衆も大きなプレッシャーになりました。

サーカスなどで活躍する非営利団体、マシン・ド・キルケに所属する2人は、この挑戦の為に必要な技術習得に1年の歳月を費やしたとのことです。

また、今回の挑戦は「シアター・グラナダ」と地域のお祭「ブゥーフ トン セントロ」の主催で、カナダ・ケベックのシャーブルックのシティホールで行われました。

Most consecutive backflips on a teeter board