アンドリュー・ヘンダーソンは、サッカーとラグビーの『達人』。それぞれの分野で記録を保持しています。しかし少し前までは、そのようなことは夢のまた夢のようなことでした。
ラグビーの最中に怪我をして「歩けなくなるかもしれない」と言われてから8年。驚異的な回復を遂げ、ギネス世界記録タイトル「10つのマラドーナ・セブンを達成した最多時間|Fastest time to complete 10 Maradona seven football tricks」を達成するにまでいたります。
まずは、彼の超技巧的なスキルをご覧ください!
ワールド・フットボール・フリースタイル5冠、フットボールフリースタイルUK8冠を獲得したアンドリューさんは、テレビコマーシャルやイベントなどにも出演し、最も活躍しているプロ・フリースタイルフットボーラーと言っても過言ではありません。
彼のYouTubeチャンネルも、登録者数10万人を誇る人気ぶりです。
コーンウォール出身のアンドリューさんは昔からスポーツ好き。特に愛して止まなかったのはラグビーなのだとか。しかし、2008年に起きた事件で彼の人生は一変します。
「ラグビーをしている最中に脚を怪我してしまったんだ。二度と歩けなくなるかもしれないと宣告されてしまい、本当につらい時期だった。」
アンドリューは2006年から不定期にフリースタイルフットボールを始めていましたが、怪我をキッカケに力を入れることに。
「フリースタイル(フットボール)は、怪我から回復する助けになってくれたよ。新しい技を覚える度に自信がついて、きっとまた歩ける、スポーツができる、夢だったアスリートになれるって思えたんだ。」
趣味として始めたフリースタイルフットボール……それがアンドリューさんの進むべきプロアスリートへの道となったのです。彼のスキルはフリースタイル界隈外でも話題を呼び、多くの人をフリースタイルフットボールのファンにしてきました。
アンドリューさんは今まで50カ国を回り、選手権に参戦したり、スキルを披露したりしてきました。
アンドリューさんは、トップレベルの技術レベルをキープするために、1日5時間の練習を週に5日間行うのだとか。
「うまくなるためにはたくさんの練習が必要です。大変だけど、好きでたまらない。」
さらにアンドリューさんはフリースタイルのラグビーの先駆者でもあり、ギネス世界記録タイトル「30秒間でラグビーボールをスローして首でキャッチした最多回数|Most rugby ball neck throw and catches in 30 seconds」も達成しています。