2匹のわんこが驚きのスキルで世界一となり、書籍「ギネス世界記録2019」に掲載されました!

アメリカに住むグレイハウンドのフェザーと、ボーダーコリーのジェロニモはそれぞれギネス世界記録タイトルを達成し、「ギネス世界記録2019」のペットのスターとして紹介されています。

ジェロニモを世界一に導いたスキルは、 縄跳び。華麗なる脚さばきで、ギネス世界記録タイトル「1分間で犬が縄跳びをした回数|Most skips by a dog in one minute」の挑戦で91回をマークし記録を更新。それだけではなく「1分間で犬がダブルダッチを行った回数|Most double dutch style skips by a dog in one minute」にも挑戦し、128回跳ぶことに成功。2つのギネス世界記録タイトルを保持する、すごいわんこなのです。

ジェロニモの快挙を手助けしたのは、オーナーのサマンサ・ベールさん。サマンサさんは2匹のわんこの里親になり、それぞれの良さを引き出すことを試みました。

ジェロニモの名前はもともと「クリケット(こおろぎ)」でした。初めて出会ったときから、白・黒・グレー色でとっても可愛かったんですよ。この子を受け入れると決めて、お家まで連れていくときに、車の窓からジャンプしようとして……。そのとき、(一部スカイダイバーがダイブするときに叫ばれる言葉)「ジェロニモ」という名前が思い浮かんだんです。

Geronimo

もう1匹のフェザーも跳ぶのが得意なわんこ。遊ぶことが大好きなフェザーは191.7 cm の高さをジャンプし、ギネス世界記録タイトル「犬による高跳びの高さ|Highest jump by a dog

私が高く跳んでほしいと分かったフェザーは「あ、そうなの」という感じでした。152.4 cm の高さに設定しても、余裕に跳び越えてしまったんです。そしていまの記録は191.7 cm。フェザーはこんな風に、私を常に驚かせてくれます。

Feather

サマンサさんは、15歳のころからわんこのトレーニングを始めて以来、いろんなわんこをトレーニングしてきました。

フェザーとジェロニモとも、よく練習をするそうですが、ジェロニモがダブルダッチをマスターするのにかかった期間はたったの6週間。フェザーはジャンプのスタミナをよりよくするために、週に3回トレーニングを行っています。

サマンサさんのトレーニングの秘訣は、犬と犬を比べないこと。犬それぞれの良さや求めているものを見つけて、それに辛抱強く応えていくことが重要だといいます。

Geronimo (left) and Feather (right) with Samantha

「多くの人は、保護犬について誤解を持っていると思います。『誰かが捨てたから、何かおかしいことがあったんだろう』と。そうではなく、彼らには良さがあります。そして私は、それを引き出すのが楽しいのです。」

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