ポルトガル在住の兄弟、アルバーノ・アンドレードさんとアルベルト・アンドレードさんが、ギネス世界記録「2人の存命中の兄弟による最高合計年齢｜highest combined age, 2 living siblings.」に認定されました。
アルバーノ・アンドレードさんと、弟のアルベルト・アンドレードさんは、それぞれ109歳と107歳。2019年4月2日時点で、2人の合計年齢が216歳230日となりました。
アルバーノさんとアルベルトさんはポルトガルの実家で生まれてから、現在でもそこに一緒に住み続けています。2人はとても仲良しで、バンドを組んでポルトガル中をまわった事もあるそうです。
「ツアーでは私はサックスを吹いて、そうじゃない時はバイオリンを弾いていました」とアルバーノさんは振り返りました。アルベルトさんもサックス吹きで「サックスを手にすれば勝手に音色が奏でられる。その楽器がどんな形をしていても、音を外す事はないです。」と語りました。
長寿の秘訣はとの質問に対して、アルバーノさんは「食べ過ぎず、酔っ払わず、良い子でいる事」と答えました。一方で20世紀前半と比べて変わった事について聞かれると、移動手段の変化について語りました。
「自転車だけだった世の中に車がやってきました。はじめはそれほど走っていませんでしたが、次にバスがやってきました。今や一家に2台車があります。どうやら1台じゃ足りないようです！」
アルベルトさんは若い頃、車にはねられた事があり、その時に頭をうってしまいました。「それからずっと神に、もう少し生きさせてください、まだいけます、とお願いしていました」と、アルベルトさんは当時からの思いを振り返りました。
ちなみに「最高齢の男性｜oldest person ever (male) 」のギネス世界記録は116歳54日で、アルバーノさんとアルベルトさんがその年齢に到達するまでにはあと数年かかります。しかし、一度もけんかした事がないという仲の良い2人。記録更新も夢ではないかもしれません。
