Megan Rapinoe, USA and Cristiane

フランスで開催されたFIFA女子サッカーワールドカップ2019で、アメリカが4回目の優勝を飾りました。

今回の優勝で、ギネス世界記録「女子サッカーワールドカップ最多優勝数|most wins of the Women's World Cup」にも登録されました。

しかしワールドカップで登録された記録はこれだけではありません。

Women's World Cup USA winners

アメリカ、圧倒的な力を見せつける

本大会でギネス世界記録を更新したものの多くは、アメリカによるものでした。例えば対タイとの試合結果は13-0。「試合結果の最大得点差|highest margin of victory」が更新されました(前記録は2007年のドイツ対アルゼンチン戦の11-0)。

Women's World Cup biggest victory

アレックス・モーガン選手による5点は「単独選手による一試合での最多得点数|most goals by an individual in a match」に登録され、同じくアメリカのミシェル・エイカーズ選手が1991年に残した記録とタイになりました。

Women's World Cup Alex Morgan

対チリ戦では、ベテランのストライカー、カーリー・ロイド選手が「女子サッカーワールドカップ大会連続ゴール数|most consecutive Women's World Cup Finals games scored in by an individual」(記録:6)を更新しました。

Women's World Cup Carli Lloyd

決勝戦では、ミーガン・ラピーノー選手が「女子サッカーワールドカップで最高齢の得点者|oldest goalscorer in a Women's World Cup Final」(34歳2日)を更新しました。

Megan Rapinoe Women's World Cup

監督のジル・エリスは今大会で2つ目の優勝メダルを手に入れ、「監督が獲得した女子サッカーワールドカップの最多数|most Women’s World Cups won by a manager」を更新しています。

Women's World Cup Jill Ellis

またアメリカは、決勝トーナメントでの連続勝利は2015年のグループステージから続いており、これもギネス世界記録「チームによる最多勝利数|most consecutive wins by a team」の更新となりました。

アメリカ以外も記録更新

アメリカ以外のチームも、ギネス世界記録を更新しています。1つは、ブラジルのマルタ・ビエイラ・ダ・シルバ選手。6月13日、18日の試合でそれぞれゴールを決め、「女子サッカーワールドカップにおける最多得点数|most Women's World Cup Finals tournaments scored in by a player」に認定されました。

Women's World Cup Christine Sinclair and Marta

マルタ選手が18日の試合で記録を更新した2日後、カナダのクリスティン・シンクレア選手もゴールを決め、マルタ選手とタイ記録を実現しました。

ブラジルのストライカー、クリスチアーニ・ロゼイラ選手は、6月9日のジャマイカ戦でハットトリックを決め、34歳25日で「ハットトリックを決めた最高齢選手|oldest player to score a hat-trick」に認定されました。

Women's World Cup Cristiane