2014年4月27日、
岩手県、宮城県、福島県、茨城県の
4県から各36名ずつ、計144名
の小中高生が東北復興の願いを込めて
行なったギネス世界記録挑戦をご紹介いたします。
この挑戦の記録のタイトルは、
最多人数で行なう卓球ラリー
Most participants in a table tennis rally
というものでした。
協和発酵キリンがバックアップしたこの挑戦において、
彼らは、ロンドンで達成されていた
106人
の記録を33人もうわまわる
139人
で記録を打ち立 てたました。
さすがに、この人数での卓球ラリーをするためには、
整った段取りで行わないといけません。
その美しいまでの段取りが、
トップの写真にも滲んでい ますね。
整然としていますからね。
しかし、この記録、
簡単そうに見えて実は
そんなことはないようです。
というのも、これ、実は練習の際には、10回挑戦して
10回とも、100%の確率で失敗しているのです。
各回、30人から70人で続かない、そんな惨憺たる結果。
前記録には遠く届かなかったのです。
にも関わらず、
本番では、3回の挑戦権のうち、
たったの1回目で成功へと至ってしまうのです。
なんという奇跡、
なんと、本番に強い人たちなのでしょうか!!
ちなみに、この挑戦に参加したのは、子供たちだけではありません。
彼らを中心に、
子供たちの指導者、引率者、
日本卓球リーグ実業団連盟の選手、大会関係者など、
多彩な顔ぶれが絆のラリーをつなげて、
この大記録の更新となったのです。
ギネス世界記録達成、おめでとうございます!
[編集部 スズキ]
子供たち、みんな、いい笑顔をしていますね。
ひとりひとりが責任重大、笑顔でありながら、緊張が伝わってきます。
軽やかな足取りで、球を打ち合うふたり、そしてそれを体育座りで見つめる子供たち。
世界の人が喉から手が出るほど欲しがるギネス世界記録の公式認定証。嬉しそうな顔で手にしていますね。