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【 映像 】アメリカ人の命知らずなトラックでの50.60mランプ・ジャンプ!!

By guinnessworldrecordsnews
発行済み

50mも宙舞うトラック、最長のランプジャンプ

2015年7月のこと、 命知らずなアメリカ人のグレッグ・ゴッドフレイは、自身が操るトラックの最長のランプジャンプ(Longest ramp jump by a truck cab)という記録を更新することとなりました。

ギネスワールドレコーズが記録認定に必要な全ての証拠をそろえた結果、驚異的なジャンプ記録、50.60m(116ft)が認定されることになったのでした。
 
このジャンプの数字は35.21メートルと驚異的な記録で、それ以前2008年にグレッグ自身が記録していた15.59mの3倍以上の数字に達しています。
 
同挑戦が行なわれたのは、アメリカ、モンタナのビュートのイーブルクニーブルデイズのイベントにて、記録達成時点で46歳だった彼がこの記録のために乗り込んだのは、通常貨物運送の道路で大きなトレーラーを引っ張るための巨大な6輪のトラックトレーターでした。

こんなに巨大なトレーラーが50m以上もジャンプする様は、圧巻とか表現のしようがありません。

障害者の息子が挑む、最長のUTVランプジャンプ

さて、この記録挑戦には、関連した心揺さぶられるお話が隠されていました。なんと彼のトラックのジャンプに刺激を受けて、グレッグの息子、タンナー・ゴッドフレイが、最長のUTVランプジャンプ(Longest UTV ramp jump)への挑戦をはじめたのです。


彼は、子供の頃から、プロのスタントスペシャリストであった父に憧れを持っていました。しかし2007年(彼が18歳の時)に、モトサイクルの事故で胸から下が麻痺するという状態に陥ってしまったのです。しかし、タンナーは諦めませんでした。彼は足をもう一度動かす訓練をしただけではなく、父を追いかけ、挑戦を再び続けているのです。

彼の決意表明には、きっと多くの人が何かを感じるはずです。


「私は、挑戦から撤退すべき人間ではなくて、このジャンプ記録を早くなしとげたいのです。新たなギネス世界記録を樹立 する事によって、身体的制限や精神的不安にかかわらず、麻痺している全ての人々に声を届けたい。私たちは、みんな自身に偉大さを持っている。私は、そう信じています。」


タンナーが越えなければならないのは、2014年ベニー・マルティネス(アメリカ)による32.53mのジャンプ。今も、ギネスワールドレコードは、彼からの記録提出を待っている、という状態です。


ぜひ、彼にもギネス世界記録の栄冠を手に入れて欲しい。心からそう願っています。


[編集部 スズ]


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こちら、お父さんの挑戦映像です↓、すごい迫力ですね!
 
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続いて以下が、息子のタンナーさんが挑戦しようとする最長のUTVのランプ・ジャンプ(Longest UTV ramp jum)という記録です。
 

 
 
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