セブン・ウェード(Seven Wade)くんは、フロリダに住む9歳の男の子。
ある日彼は、YouTubeで面白い動画を探していたら、ギネス世界記録『1分間での最多拍手数|Most claps in one minute.』を達成するエリ・ビショップ(Eli Bishop)さんの動画を発見しました。
「自分もやってみたい!」
そう思ったセブン君は、エリさんのテクを見よう見まねで練習を開始。どんどん上達した彼はついに、ギネス世界記録を更新することに成功したのです。
1分間に手をたたいた数は、1080回。前回の記録保持者であるエリさんの記録を、何と60回も上回ることができました。
エリさんの超高速拍手にあこがれて練習を始めた当初、セブンくんはあまりうまくたたくことができなかったそうです。しかし、よちよち歩きをしていたころからドラムをたたいていたこともあってか、どんどん拍手のスピードを上げていきました。
アドバイスを受け入れたセブンくんは毎朝、電子レンジのタイマー機能を使い、高速拍手を2分間持続させる練習を開始。ついには、練習のしすぎで水ぶくれができてしまうこともあったのだとか!
ギネス世界記録を更新するのには努力が必要。セブンくんの父、チカコさんは、この努力は息子にとっていい勉強になったといいます。
ルールを調べたり、写真や動画を撮ってくれる人を手配したり、申請書を用意したり…セブンくんは拍手のみならず、ギネス世界記録を達成するためのあらゆる準備をしてきました。
「彼のスキルはたたえられるべきだと思うので、ギネス世界記録で認定されてよかった」と語るチカコさん。記録達成までの道のりは、家族にとって心に残るものとなりました。
セブンくん、ギネス世界記録達成、おめでとうございます!