マーベル・コミックの『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、全世界歴代興行収入を更新し、ギネス世界記録を塗り替えました。これまで10年間1位だった、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』の記録がついに更新される形となりました。
ギネスワールドレコーズの映画コンサルタント「The-Numbers.com」によると、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は7月21日時点で27億9021万6193ドル(約3,000億円)のを記録。『アバター』の記録を約50万ドル(約5400万円)上回りました。
『アバター』は2009年に記録更新をしてから10年間、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『ジュラシック・ワールド』などの人気映画による記録更新を許しませんでした。さらに2010年には映画が再上映され、興行収入を上乗せしていました。『アバター』のギネス世界記録を更新するのはもはや不可能ではないかとも思われました。
『アベンジャーズ』シリーズの第4作"エンドゲーム"は、アメリカにおいての興行収入は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などには及びませんでしたが、中国をはじめとした海外での人気が功を奏し、10年間破れなかった全世界においての興行収入記録をついに更新する事ができました。
この歴史的な快挙は、サンディエゴで開催されたコミコンで、マーベル・スタジオの製作社長、ケヴィン・ファイギが発表しました。
*2019年7月21日現在。値はThe-Numbers.comから参照、インフレーション調整はされていません。