ペルー南部に位置する町、フリアカで、モフモフなギネス世界記録が達成されました。
その記録は「最も大きなアルパカのパレード|largest parade of alpacas」。畜産博覧会「FEGASUR」の58周年を記念して行われたこのパレードでは、なんと1,048頭ものアルパカが街の中を歩きました。
該当するアルパカはワカイヤ(Huacaya)とスーリー(Suri)の2種。このパレードに参加するために、遠くからやってきた人も少なくなかったとか。
このパレードはもともと、パチャママ(ケチュア語・アイマラ語で「母なる大地」)に敬意をはらうために始まったもの。パチャママからの許しを受ける事は、この地域に深く根付いているならわしなのだそうです。
全てのアルパカが集合したら、うまく列を作り指定されたルートを歩きました。アルパカは最低1 km歩く必要があり、パレードがとぎれないように、前のアルパカから4 m 以内にとどまる必要がありました。
公式認定員は、獣医などの協力を得て全てのアルパカが健康で、虐待を受けていない事を綿密に確認しました。
前記録は、ペルーのマクサニという町が達成した461頭でしたが、今回の挑戦はそれを大きく上回る結果となりました。