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レッドブル・アスリートが、50 mのロープを3分19秒でのぼり切ってギネス世界記録を更新!

By Amanda Tang
発行済み

レッドブル・アスリートのトーマス・ファン・トンダー選手が、垂直に垂らされた50 mのロープを4分足らずでのぼりきりました。

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トンダー選手は2020年11月17日、石炭火力発電所跡地でもあるソウェト・タワーズの間につるされたロープを、3分19.68秒でのぼり、ギネス世界記録「ロープクライム50 m最速タイムfastest 50 m rope climb」に認定されました。


外出制限の影響で競技に向けてのトレーニングができないなか、モチベーションを保つために新しいゴールを作りたかったと言うトンダー選手。

障害物レース(OCR)で競争力を保つためには、過酷なトレーニングを続ける必要で、心身ともに強い状態を保つことは、とても重要なのです。

 

トンダー選手は、イギリスを初めて泳いで1周した冒険家のロス・エッジリー氏や、熱気球からつるされた50 mのロープをのぼったレオン・コフォード選手などからインスピレーションを受け、自身の限界を突破する壮大なチャレンジをすることにしました。

障害物レースの種目をテーマにして、それを大きなスケールでやってみようと思ったんです。ロープクライムは常にアイディアにあがってきて、会場を探していたら、オーランド・タワーズを見つけました。そこは、求めていた条件を全て持ち合わせていました。

トンダー選手は2013年からレースを始め、初めて参戦したレースを2位でフィニッシュ。Warrior Black Ops Eliteレースは17回優勝、シリーズも2回優勝し、ナショナル・チャンピオンシップの優勝経験もあります。そして今回、ギネス世界記録の記録保持者となりました。

なお今回の挑戦はレッドブルが支援し、トンダー選手の世界記録更新の夢を後押ししました。