リチャード・ブランソン氏が挑み続けるカイトサーファーの最大のパレード(Largest Parade of Kite Surfers)

日本においては、さほど知られていないかもしれませんが、リチャード・ブランソンと言えば、世界的な実業家というだけでなく、数々のギネス世界記録に挑戦してきたことでも知られる人物です。 その彼が、というよりは、ヴァージンが、と言った方が正式なのでしょうか、ユニークな映像を届けてくれています。こちらは、「カイトサーファーの最大のパレード(Largest Parade of Kite Surfers) 」というものです。

静かな海に浮かぶ色とりどり、数々の凧、これは本当に心浮き立つ映像です。 ちなみに、このイベント『ヴァージン・カイトサーフィン・アルマダ』におけるギネス世界記録の挑戦は3回目で、3回ともすべて認定されています。気になるのは、その人数だと思いますが、以下の通り。

2016年1月30日(南アフリカ・ケープタウン)、415人
2014年8月31日(スペイン・タリファ)、352人
2013年9月15日(イギリス・ハンプシャー)、318人


今回、415人となっていますが、全員がゴールするまでには約3時間がかかったようで、コースを全うできなかったや間違えたなど失格者も16人出ています。
 
 

カイト・サーフィンとは、何か?


カイトサーフィン(kitesurfing)という種目、きっと知らない人も多いと思います。カイトサーフィンとは、カイトボードというスポーツ競技の種目のひとつです。これは、特別なカイト(凧)を使って、ボードに乗って、海上を滑ってゆくというウォータースポーツになります。そしてカイトサーフィンは、波乗りをメインの目的としているので、フライサーフィンと呼ぶ人もいるようですね。


いづれにしても「風を動力にしたサーフィン」ということで、日本においては、知名度がありませんが、最高に気持ち良さそうなスポーツです。こうしたマリンスポーツでギネス世界記録の記録認定を目指すというのも、なかなか面白いと思います。


マリンスポーツ、ウィンタースポーツと言えば、スキューバダイビング、サーフィン、スタンドアップパドル・サーフィン、ボディボード、ウィンドサーフィン、水上スキー、パラセイリングなど、様々な種類がありますね。こういったスポーツにおいて、ギネス世界記録を目指してみるというのも、なかなか興味深い挑戦になるのではないでしょうか?



Richard Branson recieves certificate after former largest parade of kite surfers
リチャード・ブランソン氏(右)と共にうつる『ギネス世界記録』編集長のクレイグ・グレンディ


しかし、このイベントも、一見楽しそうなばかりに見えますが、このイベントのプロモーターは次のようなコメントを残しています。「8ヶ月間の計画と準備の末にこの記録を達成しているわけだから、気分は最高に決まってます! この記録、毎年挑戦して、保持し続けたいですね。」というわけで、どんな世界記録も、影には、一筋縄ではいかない努力が隠されているのですね。


  • 記録名:Largest Parade of Kite Surfers
  • 記録:415人
  • 記録保持者:Virgin Kitesurfing Armada, South Africa
  • 挑戦日:2016年1月30日
  • 記録のタイプ:カイトサーフィンの記録、マリンスポーツ(ウォータースポーツ)の記録


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