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96歳200日にして大学卒業 !!

平田繁実さんが、ギネス世界記録に認定されることになりました。認定された記録は、最高齢(Oldest Graduate)、96歳200日というもので、同記録は文字通り、最も高齢で学校を卒業した記録になります。

平田繁実さんが現在、暮らすのは、四国、香川県の高松市ですが、生まれたのは広島県。広島では、海軍経理学校を卒業後、県庁や広島地裁、陸上自衛隊駐屯地などで働き、その後、長崎県や香川県の労災病院で事務局長を務めるなどしていました。
 
彼が学んだ大学は、京都左京区にある京都造形大学通信教育課程の陶芸コースで、2005年に入学して、2016年3月に11年かけて卒業しています。年齢でみてみると、85歳から96歳までの期間となります。ちなみに、これまで同記録の記録保持者は、オーストラリア人男性のアラン・スチュワートさんが2006年に認定された91歳でした。
 

「大学は楽しい!」

平田さんは、もともと地元の陶芸教室に通っていたのが、知人から「大学は楽しい」ということを聞きつけて、大学で陶芸を学ぶことになったそうです。通信とはいえども、スクーリングもあり、若い世代や先生たちと話をするのは、彼にとって、楽しいことだったそう。また、冗談交じりながら「100歳を迎えたら大学院へ挑戦」ということにも言及されています。学校側の教授も、彼の卒業のことは、心から喜んでいると言い、彼との交流はこれからも続けていきたいと考えているのだそうです。
 
ギネス世界記録の認定、おめでとうございます!
 
 
  • 記録名:Oldest Greaduate
  • 記録:96歳200日
  • 記録のタイプ:最高齢の記録
  • 記録保持者:Shigemi Hirata, Japan

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