地域伝統の万葉かるた大会で小中学生が挑戦!!

富山県高岡市の小中学生662人が、
「カルタ」を使った
ギネス世界記録に挑戦しました。

記録タイトルは、
「最多人数で同時に遊ぶカルタ|Most people playing Karuta Simultaneously」
です。

 
この挑戦の舞台を用意したのは、
高岡古城ライオンズクラブで、
同クラブによって主催されてきた
「第38回越中万葉かるた大会」というイベント内の
一企画としての記録挑戦でした。

ちなみに、同大会自体は、
万葉の歌人である大伴家持らが
詠んだ歌のかるたを取り合うという大会です。

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1300年で目指す1300という数字

今回の企画は、周年行事として、
家持が生誕1300年、
ライオンズクラブが設立100年を迎えて
企画されたものでした。
1300年!というのはスゴイ数字です。

そして、
同クラブが目標として設定したのも、
周年の数字である「1300」だったのです。

662人が心を合わせてカルタで世界一!

イベント当日となる2017年1月15日まで、
懸命な挑戦参加の呼びかけを続けました。

結果は残念ながら、1300人には到達しませんでした。

しかし、それでも、公式認定員がカウントした数字は、
662人にものぼり、見事に記録要件(標準記録)であった
250人をクリアー、ギネス世界記録に
認定されることになったのです。

同地域では、今も、この「かるた」が、
非常に高い人気を博すゲームで、
子どもたちは、この大会のために
厳しいトレーニングを重ねるのだそうです。

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カルタの歌を通じて、郷土愛を育んだ記録挑戦


そんな熱ある大会でのギネス世界記録認定は、
彼らにとっては、嬉しさひとしおのものだったようで、
前述ライオンズクラブの中山安治会長も、
「家持の歌を通じ、郷土愛を育んでくれたら(嬉しい)」
喜びのコメントを残してくれました。

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周年事業でのこうした記録挑戦は、
子どもたちの記憶にも残る様子や
地域の一体感が強まっていることが、
写真からも伝わってきて、
なんだか、嬉しい気分にさせられますね。
ギネス世界記録の認定、おめでとうございます!


最多人数で遊びながら挑戦できる記録は、どんなものがあるの?

 

★皆さんも、自分の地域を盛り上げる記録を探してみてもおもしろいかもしれませんね!!

同記録の「最多人数で遊ぶ~」系の記録を探す
英語ヒントとしては、「Most people playing ○○○ Simultaneously」です。
例として4案ほど、あげておきますね。

最多人数で同時に遊ぶピンボール|Most people playing pinball simultaneously
最多人数で同時に遊ぶマージャン|Most people playing mahjong simultaneously
最多人数で同時に遊ぶボードゲーム|Most people playing a board game simultaneously
最多人数で同時に遊ぶスドク|Most people playing sudoku simultaneously



次の「ギネス世界記録を調べてみる」の検索窓から、探してみてくださいね。