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単3乾電池で動くロボット「エボルタNEOくん」が、新たなギネス世界記録を達成しました!

今回行った挑戦は「乾電池を動力にしたロボットが泳いだ世界最長距離|Longest distance swum by a robot on a single set of AA batteries」。乾電池でどれだけ長い距離を泳げるかを競います。

挑戦のステージは広島県。大きさわずか17 cm の「エボルタNEOくん」は宮島口から遠泳をスタートし、約2.5 km 先の嚴島神社大鳥居を目指しました。

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挑戦セレモニーには、これから挑戦をはじめる「エボルタNEOくん」を一目見ようと、多くのファンが集まり「カワイイ!」「こんな小っちゃな子が泳ぐなんて」との声を漏らしていました。

過去にもノルウェーのフィヨルドの断崖絶壁に張られたロープを登る偉業を達成した「エボルタNEOくん」ですが、今回は風や潮、波高など、前回とは違った要素が含まれた過酷なチャレンジ。1回スタートしたものの、藻が絡まってしまい一度引き返すことに。

2度目の挑戦では、潮の動きの原因で苦戦する場面もあり、時には流されてしまうことも。しかし「エボルタNEOくん」は、前を行く先導船から発せられる赤外線を頼りに泳ぎました。

一度挑戦がはじままったら、後は誰も「エボルタNEOくん」を直接触って手助けをすることはできません。転覆や、藻の絡まりなどに注意しながら、慎重に進んでいきました。

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泳ぐこと3時間22分34秒。岸から多くの観客が見守り「がんばれ!」といった熱い声援が送られるなか、「エボルタNEOくん」は嚴島神社の大鳥居を通過し、3.002 km を泳ぎきりました!

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公式認定証の贈呈が終わると、公式認定員の佐藤コーマから「エボルタNEOくん」にサプライズが。記録達成を祝い「がんばったね」と書かれた旗をもらい、大喜びの様子でした。

記録達成、本当におめでとうございます!