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カナダ、バンクーバー在住のジョナサン・ティペットさんが作ったマシンが、ギネス世界記録「最大の4脚外骨格|largest tetrapod exo-skeleton」に認定されました。

『PROSTHESIS』と命名されたこのマシンは、高さ3.96 m、長さ5.1 m、幅5.51 m!

最新の技術を使って全く新しいスポーツを作りたいと考えたというジョナサンさん。マシンのボディと脚部は、1,600 kgにも及ぶクロムモリブデン鋼からできています。

マシンはリチウムイオン電池が搭載されていて、2台の油圧ポンプを動かす2つのACモーターの電力を供給しています。動かすためにはパイロットが中に入って操作します。

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製造は1年未満で完了したものの、そこから3年間のテストを経て完成となったそうです。構想から数えると、13年の月日がかかったと、ジョナサンさんは言います。

それでも『PROSTHESIS』はあくまでもプロトタイプ。今後はより小型で軽量化されたマシンを作りたいと考えているそうです。

ギネス世界記録保持者になれた事はとても光栄な事です。子どもの頃、1ページ1ページめくって、あらゆる世界一に驚いて、記録保持者になるのはどんな気分だろうと夢を見たものです。記録保持者になる事を目的にしていたわけではなかったのですが、いざもらうと、私だけではなくチーム全体にとって本当にありがたい事となりました。