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アメリカのアンディー・ホルトさんが、スーパーヒーロー・ファンやコンベンション来場者の注目を浴びる、ユニークなコスプレを制作しました。そのコスプレが、なんとギネス世界記録「コスプレ・スーツにおける最大のメカニカル・ウイング|largest mechanical wings on a cosplay suit」に認定されました!

 

アンディーさんは、ガードナー・フォックス氏とデニス・ネビル氏がつくりだしたDCコミックスのスーパーヒーロー、ホークマンに魅了されたのをきっかけに、コスプレのデザインを始めたそうです。 

ヘルメットや鎚矛、羽、そして転生が特徴的なホークマン。アンディーさんは各地で行われるコンベンションに持ち運びできるようなデザインを心掛けました。近しい友人で「ホークガール」のコスプレをするコスプレ・パートナー、ジュリア・ジェンキンスさんは、コスプレの羽や、肩に乗る鷹の制作を手伝ってくれたそうです。

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移動はSUVを使って行うため、その寸法に合うようにデザインをし、組立てには専用のスタンドを用いるそうです。

コスプレを制作して数年後。4代目となったアンディーさんのコスプレは、ディテール感のあるヘルメットと鎚矛、相棒の鷹、そしてギネス世界記録を更新した5.84 mの羽が特徴的です。

記録となった羽は4代目です。これまで重さや機能性、使い勝手や見栄えなどのバランスについての経験を積み重ねてきました。羽自体を作るのは特段大変ではなかったと思います。それより移動前後の組立て・分解、そして着用のプロセスの方が大変でした。

アンディーさんによると、このコスプレをすると、かなりの力が必要になると言います。

「コスプレを着ていると力がみなぎってきます。羽がとても大きく重いので、それで倒れないように、姿勢を整え体幹を引き締めなければなりません」

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アンディーさんは、Sci Fi CoalitionやKids Can Cosplayなどの会員で、それらを通じてチャリティーイベントなどに参加し、このコスプレをしたいと考えています。

パンデミックの影響で、コンベンションに参加したり他のコスプレイヤーたちとの交流したりすることもできなくなっているアンディーさんですが、その時間を使って、コスプレにさらなる磨きをかけているそう。なので彼の「羽」は既に6代目に達しているのだとか!

アンディーさんの次の作品がどのようなものになるのか。見られる日が来るのが待ち遠しいですね!