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マンチェスター・シティFCのフィル・フォーデン選手が、「プレミアリーグを優勝した最年少サッカー選手|youngest football player to win the Premier League」としてギネス世界記録に認定されました。

U-21でイングランド代表にも選ばれている、現在19歳のフォーデン選手…。ギネスワールドレコーズは本人に直撃し、インタビューを行いました。

ギネス世界記録公式認定証を持つフォーデン選手

(記録達成は)心から嬉しいよ。誰かが教えてくれなかったら気づかなかったけど、こうやって認識されて、「世界記録持ってる」って言えるのは気持ちいいです。

ーーセルヒオ・アグエロ選手がゴールを決めて、マンチェスター・シティが初めてプレミアリーグを制した時、あなたは12歳でした。あの頃はチームのファンだったと思いますが、当時の気持ちを教えてください。

フォーデン選手:自分が応援しているチームがリーグ優勝を決めるのは、どのファンでも持つ夢だと思います。3部降格からアグエロのゴールまでの道のりを考えると、信じられないような結果に思えたかもしれない。その道のりを選手と一緒に乗り越えてきたファンが報われて嬉しかったです。あの勝利は彼らのものです。

ーー自分が応援するチームのアカデミーに入って、現在のようなスーパークラブに変わっていく姿を見て、どう感じていましたか?

全部変わったよ!トレーニングするグランドやコーチ、スタジアムが変わっていくのを見てきたけど、若い選手としてはその変化を見るのが一番ワクワクしたと思う。どんどんいい方向に進んでいくクラブにいると、その一員でい続けられるように頑張るためのモチベーションにもなったよ。

ーーグアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティで一番気に入っている所はどこですか? 

自信を持ってプレイをする事。そして自分を伝えて表現するのを求められている事。今のプレイスタイルも自分に一番合っているよ。努力を止めないのもそうだし、何よりもお互いを信じて、みんなのために頑張る。アタックもディフェンスもチーム全体でやって、ボールを取られたらすぐ取り返しに行くんだ。

ーー今までのキャリアの中で、一番のハイライトは何ですか?

イングランド代表U-17では、2017年のインド大会で優勝した事。2スコアを決めてゴールデンブーツをもらう事もできたしね。国を代表する事、国のために勝利を収めるに勝る事はありません。

マンチェスター・シティとして初めてゴールを決めたのも良かったよ。(初ゴールは)ずっと頭の中で考える事で、それが現実になった時のフィーリングは他には代えられないんだ。多分ファンたちも僕がそこにどれだけかけていたを感じ取ったと思うよ。

ーープレミアリーグ優勝を経験した最年少選手となりました。サッカー選手として、次に成し遂げたいターゲットは何ですか?

まずはマンチェスター・シティと勝ち続けて、プレイを続けていく事。その後はどうだろう……ワールドカップU-17で優勝して、すさまじい快感とさらなるやる気がわいたから、今度はファースト・チームの一員として勝つのが一番の理想です。この世代は実力のある選手がいるので、それを十分に活かすべきだと思います。

ーー今後はどんなポジションにつくと思いますか?

CAM(セントラルあたっキングミッドフィルダー)です。

ーーグアルディオラ監督は若い選手をスターに育て上げると評判がありますが、その中で特に繋がりを感じる選手は誰ですか?

1人を選ぶのは難しいですね。彼が監督をつとめたチームで全ての選手のレベルを上げたはずで、実際彼のバルセロナやバイエルン・ミュンヘンはどんどん良くなった。だからマンチェスターでも同じ事をするはずだよ。

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ーー彼が来てから、いち選手としてどんな変化を及ぼしたと思いますか?

毎度トレーニングで教わる事ばかりです。なぜならどのセッションでも自分のベストを要求されるから。そしてレベルの高い選手たちとトレーニングする事も上達に繋がっているよ。

ーークラブレベルまたはユースのピッチで出会った最もエキサイティングな選手は誰ですか?

ベルナルド・シウバです。

ーーサッカー以外に好きな事は何ですか?

FIFAやフォートナイトのゲームもやるけどそれほどではない。家族との時間を大切にしているんだ。下の兄弟がいていつも忙しいんだよ!サッカー以外で好きなのは釣り。子どもの頃、学校の帰りにお父さんが近くの貯水池や湖に連れってくれて、今でも好きだよ。考えるのをやめてリラックスできるし、最も大切な人たちとゆっくり時間が過ごせるんだ。

ーー最後に、FIFA 20においてのあなたのレーティングについて感想は?

正直言って、かなり嬉しいですね!