こんにちは、ぼくの名前はアビマニュ・ミシュラ。12さいのときに「最年少のチェスグランドマスター」の記録を達成したよ。それまで19年間、破られなかった記録を更新したんだ。チェスをしていないときは、読書や、ビデオゲームをしてるよ。
ぼくの名前はアビマニュ・ミシュラ。アメリカのニュージャージー州出身です。ぼくはチェスがとても好きで、ずっとチェスをしてきたよ。
父がチェスを教えてくれたのは2さい半のとき。5さいのときに大会に参加しはじめたよ。父はぼくの最初の先生で、えいきょうをたくさんうけたよ。
チェスが生活の一部となって、大会に参加し始めてからは、ますます楽しくなって、好きになった。
これまでの道のりをふりかえると、家族がいつもぼくを支えてくれていた。ぼくがチェスを始めた頃からの、望みを達成したことを、家族は誇りに思ってくれているよ。
チェスをすることで、分析スキルと計算能力が高まると思うな。チェスはふだんの生活でも役にたつ。与えられた情報で意思決定を行うのに役立つと思うよ。
チェスのグランドマスターとは?
グランドマスターは、チェスプレーヤーが受け取ることができる最高峰(さいこうほう)の称号。FIDEという世界的チェス組織から与えられる称号で、生涯、そのタイトルを保持できるよ。アビマニュは、イロレーティング(チェスやその他のゲームでスキルレベルを測定する方法)を2500以上達成し、グランドマスターになったんだ。
何事もそうだけれど、上手くなるためには、一生懸命、努力する必要があると思う。一日に何時間も練習しているよ。
パンデミックの間は、1日10〜12時間も練習したよ。平均して、一日7〜8時間してるかな。練習の内容は:
どんな試合でも、オンラインでもそうではなくても、準備する内容は同じだよ。
アビマニュ・ミシュラ
ぼくは、チェスを始めて以来、ずっと最年少のグランドマスターになることを目指してきた。そして、その壮大な目標を達成するためには、一つずつ小さな目標から達成していく必要があったんだ。
ハンガリーのブタペストで行われたグランドマスターノルムゲームを前に、ぼくは緊張もしたし、興奮もしていた。だって、グランドマスターのタイトルを得るためにはゲームに勝たなければならなかったから。
もしゲームに負けたり、引き分けたりした場合は、次のチャンスまで待たなくてはいけなかったんだ。 😨
勝つための準備として、ぼくは自分のオープニングについて考え、それから、ミドルゲームとエンドゲームの練習をした。
世界記録を破った後、天にものぼる気持ちで、大喜びすると同時に、パンデミックの最中に目標を達成できたことにすごくホッとしてた。
ギネス世界記録の認定を受けることができて嬉しい。記録保持者や記録について本で読んできたし、そのメンバーになることは本当に光栄なことだと感じているよ。
アビマニュ・ミシュラ
グランドマスターになった今、本当の旅が始まる。学び、実行すべきことはたくさんあるんだ。
次の目標は、15さいまでにスーパーGM(FIDEレーティング2700)になること。
最終的な目標? いつか世界チャンピオンになること。10年後にはワールドチャンピオンになっているかもしれないな。
チェスの世界で一番になりたい、まるで王さまのような支配者になりたい。
みんなに忘れないでほしいこと:勤勉、献身、忍耐力があれば、何事でも達成し、征服することができる。落ち着いて、自分の目標に向かって集中し続ければいいんだ!
マグヌス・カールセン
マグヌス・カールセンは世界チャンピオンで、10年前からチェスの世界に君臨している。安定感があり、最高のエンドゲーム・プレーヤーなんだ。
学べることがたくさんあるよ。