TUBEがファンと心ひとつにギネス世界記録挑戦!!

2015年9月23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われたライブ、”TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2015 感謝熱烈~こまめに水分補給~” でギネス世界記録が生まれました。 記録名は「メキシカンウェーブを続けた最長時間 (The longest Mexican Wave (Timed)」で、この記録に挑戦したのは夏をイメージする4人組バンドTUBEとそのファン2115人

このギネス世界記録に認定されるには、以下のガイドラインが定められていました。 


  1. 最低1000人以上の集団によって挑戦 
  2. 遠くから見て、波のように見える行為 
  3. 1ヵ所で実施し、ウェーブの最長時間を記録 
  4. 時間の記録単位は、日、時間、分とする。


事前にこの企画内容を伝えられていたファンが、ライブのアンコールの盛り上がったタイミングで次々と立ち上がって腕を上げ、遠くからみると波のようなうねりをみせました。その結果、TUBEとファンの思いが実り17分14秒をマーク。これまでの最長記録である15分3秒の記録 (ポーランド) を破り、ギネス世界記録が更新されたのです。


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夏の風物詩、TUBEが25年間の思い出を胸に

TUBEは前田亘輝、春畑道哉、角野秀行、松本玲二からなるバンドで1985年にデビュー。3rdシングル「シーズン・イン・ザ・サン」が大ヒットを記録し、それ以降日本の夏には欠かせないアーティストとしてファンを魅了し続けてきています。

TUBEは25年前から夏の風物詩として毎年甲子園ライブを行っており、今回その場所で最後となるライブ。「25年分の感謝の気持ちを込めて、一生忘れられない想い出を作りたい」との思いからこの企画が生まれました。 


今年デビュー30周年となる彼らとお客さんが織り成す最高の想い出になりました。

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スタジアムに打つ人波、メキシカンウェーブって?


メキシカンウェーブとは、スタジアムに集まった観客同士がその場で腕を絡ませて、立ち上がったり座ったりを繰り返して波のうねりを演出する行為のこと。その起源は諸説あり、1986年のW杯メキシコ大会に端を発すると唱える人もいれば、1981年にアメリカのワシントン大学で行われたアメフト試合の応援中に広まったと唱える人もいます。

いずれにせよ、“スタンド全体が波打つ”壮大なパフォーマンスは世界中で人気を博しています。このパフォーマンスをギネスの新カテゴリーとして初挑戦したのが、2008年のバスケットの試合中 (アメリカ・ミルウォーキー) 。当時6分25秒を記録し、それ以降、次々と記録が破られ現在に至っています。

ファンとの「世界一」が絆を深める

今回のチャレンジ終了後、認定員によって「ウェーブがとても綺麗でした。ギネス世界記録達成です!」と記録更新が告げられるとファンは大歓声を上げました。ボーカルの前田さんは「みんなと取ったギネス(世界記録)です!とってもいい甲子園の思い出ができた。ここに音楽の神様がいるのかな。甲子園球場の皆さん、コンサートスタッフの皆さん、そして何よりこれまで支えてきてくれたファンのみんな、ありがとう!」と感謝を表し、最後の甲子園ライブに幕を下ろしました。

ツイッター等SNSではTUBEと共にギネス世界記録保持者となったファン同士が感動を分かち合い、「TUBEがギネス世界記録に載るなんて夢見たい!」「ギネス(世界記録)成功嬉しい、本当に幸せなひとときでした!」など次々と喜びの声を寄せました。 ギネス世界記録の認定によって、ファンとの絆がさらに深まったTUBE。これからもその想いを胸に素敵な音楽を届けてくれることでしょう。 TUBEとファンのみなさん、ギネス世界記録の認定、本当におめでとうございました!!


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