世界で最も大きなアーケードマシン
(Largest arcade machine)

アーケードマシンと聞いて懐かしいと思う人は一体どれくらいいるでしょうか？1970年代に黎明期を迎え、自宅用コンピュータゲームやスマホゲームが現れる時代までは、アーケードゲームで遊べるゲームセンターに足繁く通った人も多いと思います。

アメリカ・シカゴのネットワーク・エンジニア、ジェイソン・キャンベリスは、2年間もの月日をこの巨大なアーケードマシンの作製に費やしました。その大きさを測定してみると、高さ4.41m、奥行き1.06m、ゲームスクリーンの大きさは2mにものぼります。もちろんギネス世界記録に認定されました。

この「世界で最も大きなアーケードマシン (Largest arcade machine)」を遠くから見ると、大人のアフリカ象よりも背が高く、底はバスタブサイズ級という大人の遊び心満載の仕様。マシンにちょこんと座るおじさんが小さいマリオのように見えます。

大人よ、童心にかえってゲームをしよう

44歳になるこの男は、「大人の皆にクラシカルなアーケードマシンやビデオゲームを思い出して欲しい。」との願いから、今回の巨大アーケードマシンを作るに至ったそう。このマシンで遊べるゲームタイトルは250種類以上あり、パックマンなど大人なら誰でも遊んだ経験のある懐かしのタイトルが勢ぞろいしております。

プレイ方法をデモンストレーションしてくれたジェイソンいわく、「マシンがでかすぎて、プレイする大人が小さい子供に戻ったようでしょ。」とのこと。写真を見るとたしかに、いい大人なのにゲームに興じる子供…、あるいは小人のように見えますね。

繰り返し、このプロジェクトに乗り出した理由をジェイソンは語ってくれました。「僕は人々に喜びや幸せをもたらしたかったんだ。僕が作ったこのアーケードマシンなら絶対に皆が笑顔になるよね。妻は僕が次に何を作りだすのか疑問に思っているみたいだけど、すでに僕自身、次は何を作るか決めているのさ！」