世代、国境を越えて幅広い読者たちに絶大な人気を博してきたコミックシリーズ『ONE PIECE』(著者・尾田栄一郎)が、ギネス世界記録へ認定されることになりました。1997年の『週刊少年ジャンプ』連載開始から現在に至るまで、77巻に及ぶ長い長い物語の発行部数が、ひとりの著者が描いたコミック累計の最多発行部数として、世界記録と認められることになったのです。

ONE PIECEが世界一になった日

ギネスワールドレコーズは、この度、人気コミックの『ONE PIECE』(集英社)をギネス世界記録へと登録、認定いたしました。
 
記録名は「Most Copies Published For The Same Comic Book Series By A Single Author(最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ)」で、記録数は3億2,086万6,000冊(2014年12月時点)になります。
 
同作品は、著者の尾田栄一郎が、1997年7月から『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、1997年12月にはじめて単行本が発行されている。以来、現在までに77巻が発行されています。
 
2015年6月15日、ギネスワールドレコーズ公式認定員の石川佳織が同記録認定を祝して、『週刊少年ジャンプ』の瓶子吉久編集長に公式認定証の授与を行ないました。
 
同記録の授与に対して、作者の尾田氏は、ギネス世界記録認定記念  描きおろしイラストとともに以下のコメントを寄せています。
 
 

作者・尾田栄一郎氏のコメント

「ギネス世界記録認定ありがとうございます。
  漫画は暇つぶしの娯楽ですが、ONE PIECE の話題で友達ができた
  恋人ができたという報告を受けると嬉しく思います。数字的な記録には
 同時にそれだけの数の人達を結びつけられる可能性を感じます。
漫画界の 先人達または協力者達、読者の皆様への感謝を忘れず、これからも記録に
  恥じぬ作品を描いていきたいと思います。 」 (尾田栄一郎)
 
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Ⓒ尾田栄一郎/集英社