Sub1 Reloaded
ドイツのエンジニア、アルベルト・ビア氏が開発したSub1は、2016年1月に"ルービックキューブ速解き記録"を更新した後も、改良を重ねてきました。 
 
アップデートされたSub1には新しいInfineonプロセッサーを使用し、複雑なパズルを0.637秒で解くことに成功しました!
 
カメラのセンサーが開いた瞬間に、解く方法を見出し、21手でそれを実行します。
 

コンピューターは、キューブの写真を2枚受信し、各面の色を認識します。それをアルゴリズムを使用して解決方法を見出し、それに基づき、Arduino対応の Infineon AURIX™ マイクロコンピューターが6つのステップモーターを使用し、キューブを動かします。
 
この挑戦は、内蔵されたマイクロコンピューターを製造しているInfineon Technologiesが、ドイツ、ミュンヘンで開催された見本市で行われました。広報担当者のGregor RodehuesserはBBCの取材に対し、マイクロエレクトロニクスを使用する事によってあらゆる課題がより効率的に解決できる事を証明したかったと語りました。
 
Sub1 Reloaded record attempt 
ギネス世界記録は、提出された証拠物を審査し、WCAの基準に準拠している事を確認したうえで、公式に記録を認定しました。