フィギュアスケート女子の世界で、華やかな時代を創ってきた浅田真央選手が、2017年4月10、遂に現役を引退することになりました。バンクーバー冬季オリンピックでの銀メダをはじめ、フィギュアスケート世界選手権においては3回優勝するなど、確かな実力に裏打ちされた競技における栄光は、日本国民が目撃してきた通りですね。
 
ギネス世界記録には、「女子フィギュアスケート ショートプログラム最高得点|Highest score in figure skating - short programme (women)」「1大会でトリプルアクセルを演技した最多数(女子)|Most Triple Axels Performed in One Competition - Women」と2回認定されており、うち2010年のカナダ、バンクーバー冬季オリンピックで女子選手として達成された計3回のトリプルアクセス(3回転半ジャンプ)は、「1大会でトリプルアクセルを演技した最多数(女子)|Most Triple Axels Performed in One Competition - Women」の記録タイトルとして認定され、現在も保持されています。(※「女子フィギュアスケート ショートプログラム最高得点|Highest score in figure skating - short programme (women)」の記録は、2016年12月9日にロシアのエフゲニア・メドベージェワによって更新されました)
 
国民的な人気者である浅田真央選手は、これからも違った形でわれわれの前に姿を現してくれるはずです。
 
しかし彼女が、私たちに与えてくれた感動や勇気は、これからも多くの人の記憶に刻まれ、フィギュアスケートというカテゴリーを超えた枠で、日本スポーツ史にその名を残していくことになるのでしょうね。
 
浅田真央選手、これまでの長い選手生活、お疲れ様でした。そして、感動をありがとうございました。[ 編集部 ] 
 
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