サハ共和国のヤクートの大勢の人々が、ギネス世界記録に挑戦するために一堂に会することになった。
この記録挑戦は、ヤクーツク市長、アイゼン・ニコラエフ(Aisen Nikolaev)が企画したもので、
伝統的なヤクートの民族衣装を身にまとった人々のその数は 、16,620人という驚異的な数字になったのです。
ニコラエフが語るところでは、自分の街、ヤクーの文化遺産を改めてみんなで祝福することで、
地元の若者たちにヤクートの歴史に興味をもってもらいたいと考えたのだそうです。
また同時、観光地としての街の魅力を世界に発信したかったといいます。
写真に見られる通り、参加した人々を着飾ったのは、毛皮のアクセサリーやこんがらがったヘッドウェア、そして色とりどりの衣服でした。
知っている人は少ないかもしれませんが、この聞きなれないヤクーツクという土地は、世界でも最も寒い大都市のひとつとして知られています。
そうした気候の地でつくられた衣服は、丈が長く、その衣服のなかでは、熱が保たれるように工夫されているのです。
ギネス世界記録の公式認定員プラヴィン・パテル(Pravin Patel)は、自分たちの文化を愛し、
その文化を伝え遺すためのギネス世界記録挑戦を見守りました。パテル認定員がコメントを残してくれています。
「彼らは、ガイドラインに従い公平かつ正しい形での記録更新に挑んでくれました。
もちろん認定員である私も厳格なスタンスで認定作業を行いました。
そのプロセスの中で、彼らが伝統的な民族服に身を包んでいる姿をみるのは、本当に素晴らしいことでした。」
これは、ヤクーツクの人々がギネス世界記録のタイトルを設定するために一緒に集まって初めて初めてではありません。
2012年には、ヤクルトの新年を祝い、夏の始まりを告げるために、15,293人が最大のオオカヒダンスを達成しました。
ヤクーツクの人々が記録挑戦のために集まったのは、はじめてのことではありません。
2012年、新年を祝うために、また夏のはじまりを告げるために
「最大のOhuokhaiダンス|Largest Ohuokhai dance」という記録タイトルに挑戦しています。