高齢者による記録は、最も注目されるギネス世界記録の種類の1つです。
例えば野中正造さんは2018年5月3日に、112歳282日で「存命中の男性最長寿｜Oldest living person (male)」に認定されました。
書籍「ギネス世界記録2019」では、野中さん以外にも、特異的な高齢者が数多く紹介されています。彼らのすさまじい記録は、何かに挑戦するのに年齢は関係ないということを、身をもって教えてくれます。
1. ジップラインに乗った最高齢
SNSで動画を紹介している媒体 LADBible が、ある動画をシェアしました。そこには、106歳のジャック・レイノルズさんが4月に認定された 3つ目のギネス世界記録タイトル の様子が映されていました。以来、ネット上ではジャックさんの話題が絶えませんでした。
ジャックさんは104歳の誕生日、105歳の誕生日にそれぞれ「初めてタトゥーを彫った最高齢｜Oldest person to receive their first tattoo」と「批判店ローラーコースターに乗った最高齢｜Oldest person to ride a non-inversion roller coaster」の記録タイトルを樹立してきました。
2. 空中ブランコアーティストの最高齢女性
ベティ・ゴードハートさんは、84歳の時サンディエゴで行ったパフォーマンスで、ギネス世界記録に認定されました。
週に4回、エスコンディードで空中ブランコに乗るベティさんは、子どものころからサーカスで披露される空中ブランコに魅了されていました。しかし彼女がブランコのバーを初めて握ったのは、78歳の時でした。
3. 最高齢の社交ダンス選手（女性）
アメリカに住む99歳の Tao Porchon-Lynch さんは、87歳から競技ダンスに出場し始めました。それまで彼女は70年間ヨガにささげてきました。
「大人になるつもりはない」と語るTaoさんは才能豊かで、ダンスやヨガ以外にも女優やファッションモデル、ワイン評論、作家、活動家の顔も持っています。なんとインドの政治指導者、マハトマ・ガンディーと2回も一緒に行進したことがあるのだとか！
4. 最高齢のタンデムジャンプ（男性）
第二次世界大戦を戦った兵役経験者、ブライアン・ウィリアム・バーダン・ヘイズさんは2017年5月、高度15,000フィートからタンデムでスカイダイビングを行い、ギネス世界記録に認定されました。
スリルが大好きなおじいちゃんは当時101歳38日。ちなみに初めてスカイダイビングをしたのは100歳の時でした！歴史を塗り替えたジャンプに本人は「もう最高ですよ！」と語りました。
5. 最高齢のアイスホッケー選手
マーク・サーティッチさんが、カリフォルニアのサンタローザで行われた「スヌーピー ワールド・ホッケー・トーナメント」に出場した時の年齢は、96歳2日。2018年4月の時点でも、毎週リンクの上に姿を現しました。
マークさんは85年間アイスホッケーを続けてきましたが、真剣に取り組み始めたのは80歳になってからだったそうです。
書籍「ギネス世界記録2019」では、これら5人はもちろん、数多くの高齢者記録が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
