
イタリアに住む猫が、ギネス世界記録「存命中の最も長い飼い猫|Longest domestic cat (living)」に認定されました。
メインクーンの「バリベル」くんは現在2歳。そして長さはなんと120 cmもあるのです。
飼い主であるシンジア・ティニレロさんとエドガー・スカンデューラさんは、バリベルくんは特別な猫である事を、初めから確信していたそうです。
「彼はちょっとシャイで、私たちにとって特別な子なんです。バリベルを見るとみんなショックを受けるんですけど、私たちにとってはちょっとした……いや大きな贈り物なんです」と、エドガーさんは語りました。
エドガーが使うイタリア語の方言で「バリベル(Barivel)」とは道化師という意味を持ちます。そんな名前を持ち、世界で最も長い猫でありながらも、バリベルくんの性格はちょっと控え目なのだとか。
バリベルくんは普段は気ままに暮らしていて、ビスケットや鶏肉、お魚を食べ、バギーになって外にお出かけする事も少なくありません。
「大きなバギーの中に猫が乗っているとは思わないので、かなり驚かれます。でもバリベルはバギーでのお出かけが大好きなんです」とエドガーさん。
バリベルくんの大きさにびっくりした人たちの多くは、写真を撮ったりする事も少なくないそうです。シンジアさんとエドガーさんは、それをきっかけにバリベルくんのインスタグラムを開きますが、本物の猫と信じない人が多かったそうです。
「多くの人がダイレクトメッセージを送ってきて、フォトショップで加工しているのか聞かれました。」
エドガーさんとシンジアさんは、バリベルくんを家族として迎え入れたときからギネス世界記録の事を考えていたそうです。
「ギネス世界記録の事はみんな知っていますし、そこにバリベルが載るかもと考えるとわくわくしてしまいます。」
120 cmで認定されたバリベルくんですが、これで終わりではないかもしれません。メインクーンは通常4歳まで成長しますが、バリベルくんはまだ2歳。さらに記録を更新する可能性があるのです。
バリベルくんのインスタグラムは現在も更新中です。気になる方はぜひチェックしてみてください。