woman with 15 eminem tattoos on her body sitting down with two close up images of eminem portraits

スコットランド、アバディーンに住むニッキー・パターソンさんが、アメリカのラッパー、エミネムのタトゥーを15個入れて、ギネス世界記録「同一ミュージシャンのタトゥーを入れた最多数|most tattoos of the same musician tattooed on the body」を達成しました。 

ニッキーさんが初めてエミネムのタトゥーを入れたのは19歳のとき。グーグル検索で出てきた画像をチョイスしたとか。

その他にも、"金髪"のエミネムや、アルバム「Recovery」、「The Marshall Mathers LP」のジャケットなどをタトゥーにしています。

ニッキーさんによると、タトゥーは彼女の人生を大きく変えた存在で、とても誇りに思っているそうです。

Most tattoos of the same musician tattooed on the body record holder sitting with arms crossed

記録としてカウントされているのはアーティストの肖像画のみ。しかしニッキーさんは「The Real Slim Shady」にちなんだタトゥーや、エミネムがリリースしたアルバムのリスト、「Til I Collapse」のリリックもタトゥーにしています。 

Most tattoos of the same musician tattooed on the body record holder right thigh

さらに、エミネムとコラボレーションをしているシンガーソングライターのスカイラー・グレイや、エミネムの相棒Proofのタトゥーも入れています。

ニッキーさんはギネス世界記録を通じて、これらアーティストをたたえることになるのではと思い、申請に至ったそうです。

ニッキーさんが初めてエミネムの「スタン」を聴いたのは14歳のとき。両親とスペイン旅行に行っていたときのことだったそう。曲を聴いた瞬間から、インパクトを受けたと言います。

「リリックを通じて伝えるストーリーが、今までに聞いたことのない、普通ではないものだったのです」

arms of record holder for Most tattoos of the same musician tattooed on the body

タトゥーを通じて、エミネムと同じくギネス世界記録保持者となったニッキーさん。エミネムは「The Marshall Mathers LP」をリリース1週間で売り上げ枚数176万枚のヒットを出し、「ラッパーによるアルバムの世界最速最多売上|fastest-selling rap artist」に認定される他、US Billboard 200にソロアルバムを6回連続デビュー首位を獲得し「米国チャートにおいて最も多く連続でNo.1を獲得しているソロアーティストのアルバム数|most successive US No.1 albums by a solo artist」にも認定されています。

Most tattoos of the same musician tattooed on the body record holder standing on grass

エミネムのシングル、「Rap God」は「最も単語数の多いヒット・シングル|most words in a hit single」(6分4秒で1,560単語)に認定され、2020年のヒット作「Godzilla」では30秒に225単語(平均にして1秒に7.5単語)を凝縮し、「No.1シングルにおける最も速いラップ|fastest rap in a No.1 single」に認定されています。

いつかはエミネム本人と会いたいと、ニッキーさんは願っているそうです。「本当に会ってみたいので(この記録が)その手助けをしてくれるかもしれません!」

Most tattoos of the same musician tattooed on the body sitting outside petting a dog

Videographer: Paul McGuire