ナイキのエア ジョーダン 1が、サザビーズが開催したオンラインオークションで56万USドル(約6,000万円相当)で売却され、ギネス世界記録「オークションで売却されたスニーカーの最高額|most expensive trainers (sneakers) sold at auction」を更新しました。
売却されたエア ジョーダン 1は、1985年にマイケル・ジョーダンが試合で使用したものです。
当初の予想では、10万ドル~15万ドル(約1,100万円~1,600万円相当)で売却されるだろうとされていましたが、オークション終了の20分前に30万ドル(約3,200円相当)まで上昇。そのまま記録を更新する額に到達したのです。
スニーカーのサイズはマイケル・ジョーダンの試合時の仕様で、左右不ぞろい(左:US13、右:US13.5)となっていて、右のシューズにはパーマネントマーカーで本人のサインが入っています。
前記録は、1972年のNike ワッフル ムーンで、2019年7月にサザビーズのオークションで437,500ドル(約4,700万円相当)で売却されました。このスニーカーはナイキの共同創業者ビル・バウワーマン自身がつくった12足のうちの1足で、現在はほとんど残っていません。
ワッフル ムーンも、今回売却されたエア ジョーダン 1も、ギネス世界記録「最大のスニーカー・コレクション|most expensive trainers (sneakers) sold at auction」(2,388足)を保持しているジョーダン・ゲラーさんが出品したもの。
ジョーダンさんがコレクションしているスニーカーは全て新品で、オリジナルのボックスに入っていて、総額100万ドル(約1億円相当)以上と言われています。