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ブラジル出身のスケートボーダー Gui Khuryさんが、2つのギネス世界記録を達成しました。1つは「史上初めてバートランプで1080をメイクしたスケートボーダー|first skateboarder to land a ‘1080’ on a vertical ramp」、もう1つは「最年少のエックスゲームズ選手|youngest X Games athlete」です。 

Guiさんは数週間前、故郷のブラジル南部にあるスケートパークで、難易度の高い1080を成功させました。  

外出制限の影響で学校が休校になっているため、スケートボードを練習する機会が増え、昔からマスターしたかった技に磨きをかけていたそうです。  

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「1日3時間練習しています。1080を練習する時は720スピンでウォームアップします」と語るGuiさん。他の技より速い回転速度でスピンするため、その状態で着地できるように練習を積み重ねてきたとか。スケートボード界のレジェンド、トニー・ホーク選手による900を目にしてから、1080を成功させたいと考えていたそうです。

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多くの選手が一生をかけて成功させようとしているこのトリック……。Guiさんの成功は、スケートボード界を驚かせたそうです。  

現在は外出制限が行われているため、ギネス世界記録の公式認定証の贈呈式は、6月21日にリモートで行われました。Guiさんは、大好きなスポーツにかけた努力が評価された事を嬉しく感じていると言います。  

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Guiさんは幼い時からをがスケートボードをはじめ、父のRicardoさんに促されると、4歳にはカリフォルニアのエンシニータスにあるY.M.C.Aでトレーニングをスタート。5歳にはハーフパイプを使って、リップの上を舞っていたそうです。スケートボードを心から愛するようになったのはこの頃でした。アメリカ滞在中、世界中のスケーターと交流を持ち、あらゆる技を取得するインスピレーションを得ました。 

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「高く飛んで空中で動くのが好きなんだ。だからメガランプが好きなんだけど、それよりも好きなのがバートランプ。後は仲間を作ったり、競技に参加するのが好きだよ」 

2019年、Guiさんはミネソタ州で開催されたエックスゲームズに招待され、10歳225日で参加。これは「最年少のエックスゲームズ選手|youngest X Games athlete」としてギネス世界記録に認定されています。 

Guiさんは既に次の高度なトリックの練習を始めています。それは1260ターン。空中で3.5回転する難易度の高い技です。 

それが成功するまでの間は、自身の功績を通じて、他の人たちに夢を追う勇気を与えたいと言います。 

「何かしたいと思ったら、それができると信じるんだ。そうすれば必ずできるから」 

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